
HOKO Hong Kong Cafe ホコ 香港カフェ
世界は今、リバイバルに湧いています。ビバ!デジタル以前のカルチャー♪ 例えばレコード、フィルム・カメラ、アナログ・ゲーム、紙の本、手紙、リアル・イベントなど。
人が人の温もりの中に戻っていく気配があるなかで、香港にルーツを持つロンドナーたちが郷愁あふれる大衆カフェを東ロンドンのブリック・レーンでリバイバルしました。古着屋さんやバングラデシュ・レストランなど、これまたレトロなものであふれた通りなので、ピッタリですね^^



このカフェ食堂の原型になっているのは、香港やマカオ発祥の懐かしい大衆食堂「茶餐廳(Cha Chaan Teng)」。まさにダックご飯であるとか、香港風のカレーライスであるとか、ミルクティーやフレンチ・トーストなど、香港の人たちが何十年ものあいだローカライズして食べている大衆の味が基本になっています。
今回はチャーシュー+目玉焼きご飯(Char Siu with Fried Egg)、香港風ボルシチ・スープ、そして香港風のフレンチ・トーストをシェアしたのですが、どれもいいお味! そこはかとない郷愁と、食堂ならではのブレない味わいがポイントかと。きっといつ来ても、同じ味を楽しめるはずです。

ポーク・チャーシューのせご飯。目玉焼きがアクセント。伝統の甘辛ソース。
周囲を見ていると、ご飯系のものを平らげた後に、フレンチ・トーストを美味しそうに頬張っている一人客の男性を複数見かけました^^やはりフレンチ・トーストはご褒美感が強いですよねw 名物のようなので私たちも注文すると「無料でピーナッツバターを挟めますが、いかがですか?」と聞かれ、迷わずIN!
すでにコンデンス・ミルクがソースとしてかかっていて、バターがゆっくりとメルト♡ お好みでテーブルに備え付けのはちみつをかけていただきます♪ 思ったよりも甘すぎず、ピーナッツバターの塩気といい相性。これはクセになる!!

フレンチ・トースト! 左奥はボルシチです。優しいお味。ほんのり甘いミルク・ティーも完璧で美味しい♡香港のミルク紅茶文化は、もちろん英国からの輸入。

ピーナッツバターを入れてもらいました♡
オーナーさんは香港生まれ香港育ちの夫婦デュオで、これ以前に飲食業の経験ゼロだったところから始めたビジネスなのだとか。
1987年に発効した「英国海外市民パスポート制度」(British National Overseas passport scheme)を利用して移住してきた香港の人々へ懐かしい故郷の味を届けることで、一種の現地コミュニティーができつつあるそうです^^
HOKOは確かに広東文化の一環とはいえ、古きチャイナタウンの味とは一線を画しているんですよね。こちらの方が本場の味に近いのかも。

ベーグル屋さんの斜向かいです。
私が見た香港はちょうど30年くらい前なので、もしかするとその頃のカフェ食堂を再現しているのかな、なんてw
移民カルチャーが詰まったBrick laneに、またしても移民ハブができました。メニューが多いので、また近々試してみたいと思います!