Young Cheng ヤン・チェン 羊城美食
※2025年現在は「New Young Cheng」という店名になっています
Shaftsbury Avenue、Wardour Street、Lisle Streetと、中華街に3つの支店を持つ「Young Cheng」ですが、前者2店がカジュアル食堂、またはブッフェ・スタイルであるのに対し、Listle Streetの店は庶民的な造りとはいえちゃんとしたレストラン。美味しいかどうかのバロメーターとなる中国人客はいつもたくさんいるようです。
「羊城」とも呼ばれる中国南部の広州地域の料理を出す当店では、夜も若干の点心メニューがあることが魅力の一つです。評判のよい点心メニューは突出しているわけではありませんが、十分に美味しくいただけるレベル。
アラカルト・メニューにある麻婆豆腐を見てみると牛肉だったので豚肉に変更をお願いすると快くOK(日本では豚肉が一般的ですが、中国ではどちらも使うようですね)。これがコッテリ味でしたが、ゴロゴロ大きめ豚ミンチとざっくりカットされた固め木綿豆腐の相性がよく、「お袋さんの味」といった印象。フクロダケとカニ肉の卵白あんかけは一転、ほっとするやさしい味で、バランスのとれたディナーとなりました。
オーダーしてから出て来るまでのスピードもかなり早いので、急いでいるときは特に有り難いサービスです ^^