正統派マレーシアを味わい尽くす

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Satay House サテイ・ハウス

「パディトンのマレーシア料理屋さん」と言えばここ。1973年創業、同キュイジーヌの中ではロンドンでも老舗のひとつに数えられる常連さんの多いレストランです。

古い店といってもインテリアはいたってコンテンポラリー。籐をあしらったライトなファニチャーにトロピカルなマレーシアン・レッドを合わせて南国らしさを演出し、フレンドリーなサービスとあいまって居心地の良さは抜群です。

意外とモダンな店構えの老舗。右下はチキン・サテイ

意外とモダンな店構えの老舗。右下はチキン・サテイ

店名にもなっているサテイはマレーシア流の焼き鳥で、独特の甘いピーナッツ・ソースを付けて食べるので塩気がほしい方は魚醤をもらうとよいのかも。そしてマレーシア料理と言ってすぐに思い浮かぶ焼き飯「ナシゴレン」はタイ米のような細いお米で作る本場ならではの仕上がりで、日本で食べるものとはひと味違います。

スパイシーな料理が好きな方は、ぜひナシレマクを。大ぶりの海老が泳ぐピリリと辛いたっぷりのサンバル・ソース、白ご飯、固ゆで卵、揚げピーナッツという組み合わせを一緒に口に運べば、お口の中はすっかり南国パラダイスに☆

左上がナシゴレン、右が具沢山ラクサ。左下はシーフードと野菜、平打ち麺を炒めたヌードル・ディッシュ

左上がナシゴレン、右が具沢山ラクサ。左下はシーフードと野菜、平打ち麺を炒めたヌードル・ディッシュ

しかし名物は何と言っても濃厚なココナッツ風味のスープでいただくヌードル・ディッシュのラクサ! 米粉麺ではなく、ラーメン・タイプのたまご麺を使った食べ応えあるラクサは、チキン、海老、野菜入り具沢山で、麺にスープがよくからまる満足感のある一品。ランチ時に単品で食べるのもおすすめです。

その他、肉料理が充実しているのはもちろん、野菜系ディッシュも多数取り揃え、エキゾチックな味を楽しみたいときに訪れたいお店です。締めは練乳の甘さがクセになりそうなマレーシアのティー「The Tarik」(テ・タレ)で♪

13 Sale Place, London W2 1PX

店名Satay House
最寄り駅Paddington
住所13 Sale Place, London W2 1PX
電話番号020 7723 6763
営業時間毎日 12:00 – 15:00 / 18:00 – 23:00
URLhttp://www.satay-house.co.uk
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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2件のコメント

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    通りすがりさん☆ご指摘ありがとうございます! そう、ナシレマクと書いたつもりがマレクになっていました。綴りを調べて、ナシレマクと書かないとな、と思っていたのに、どうしてマレクに?(爆) 何かあれば、ぜひまたご指摘ください!! ありがとうございます。直しておきまーす☆

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