昨年夏、マリルボーンに颯爽と登場したコンテンポラリー・ギリシャの注目店。メッゼというよりも「タパス」と呼ぶほうがしっくり来る洗練された小皿料理が自慢です。
インテリアも北欧スタイルのすっきりモダンで、伝統的なギリシャ料理のイメージを打ち消すのに十分。どんな新キュイジーヌが食べられるのか、思わず期待してしまうトレンドのツボを抑えた仕様がグッドなのです☆
ランチとディナーはほぼ同じメニューで、数多くの小皿料理の中から、この日はランチらしいものをピックアップ。木製ボードにのってナイフが突き刺さってくるホウレンソウとフェタ・チーズの伝統パイ「スパナコピタ」はフィリングたっぷりで田舎風プレゼンテーションがニクい演出。ビートルートのサラダは濃厚なガーリック・ソースが味の決め手、美味しいクルトン入りマッシュルームのカプチーノ・スープもおすすめです☆
空豆「Fava bean」のスプレッドは好物なのですが、当店のものは滑らかすぎて物足りない感じがしたけれどカラフルで美しいプレゼンテーションにはテンション上がりました ^^
デザートも目移りするほどいろいろあるのですが、なぜかとっても目を引いたギリシャのクッキーでソルト・キャラメル・アイスをサンドしたものをチョイス。甘甘ですが(笑)、インパクトのあるデザートでした。
夜になると入り口すぐのバーカウンターでワインとタパスを楽しむ人々の姿も。通しでオープンしているのでケーキとコーヒーのティータイムにも利用可能。そんな使い勝手のよさがグルメなロンドナーに受けて、人気上昇中です ^^