ベジタリアンだって満足したい!

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Mildreds Kings Cross   ミルドレッズ キングス・クロス店

SOHOで30年近くに渡って親しまれている老舗ベジタリアン・レストランのMildredsが、近年になってこのキングス・クロス店、そしてカムデン店と、続けざまに店舗拡大するなど動きが活発です。

最近、ロンドンではヴィーガン路線を開拓する外食ブランドが軒並み増えてきていることからも、消費者動向が分かるというものですね。(といいつつ、肉料理やバーガー人気も衰えてはいないんですけどね ^^)

大人数グループ以外は予約を取らないシステム

大人数グループ以外は予約を取らないシステム

メニューを見ると、SOHO店とは違うメニューを追加して差別化を図っていることがわかり、新しく同時期にできたキングス・クロス店とカムデン店は、ほぼ同じメニューみたいです。さて、この日たまたま注文したメニューが、新しいメニューだったみたいです ^^

ダールも美味しかったけど、ロティがなかなかの本格派 ^^ ナスのサラダも美味しかった♪

ダールも美味しかったけど、ロティがなかなかの本格派 ^^ ナスのサラダも美味しかった♪

スターターの中にあったインド・ルーツのダール。これがコクがあってスパイシーすぎず、口当たりがまろやか☆ ふっくらと上手にレイヤーができているロティ・パラタが添えられていて、とっても満足度が高い。定番のナス・グリルとフレッシュ・チーズ、ザクロの実入りのサラダもナス好きにはたまらない香ばしさが華を添えていました。

鴨肉を模したベジ・ミートの満足度が高いキャセロール☆ 右下はクランブル

鴨肉を模したベジ・ミートの満足度が高いキャセロール☆ 右下はクランブル

メインにはマッシュルームのエール・パイと、鴨肉に見立てたベジ・ミートのキャセロールが新メニューらしいのですが、後者を注文してみると・・・もちろん本物の鴨肉とは言わないけれど、ミーティーな歯ごたえで味付けも美味しく、温かいベジタリアン用のメイン料理としては、文句なく満足できる一品。ちなみにマッシュルーム・エール・パイはふつうのパイ生地に包まれているだけでなく、ポテト・フライまで付いていてボリューム満点。たくさんの人が注文する人気メニューのようでしたよ。デザートには定番のフルーツ・クランブルをシェア。こちらは普通のお味でした ^^

キングス・クロス界隈は今、レストラン業界が最も注目しているエリアだと思います。小さな独立系の店というよりも、容れ物が大きい場所が多いので、他所で成功している小規模レストランやカフェが大きめの2号店を出す場所、とでも言うのでしょうか。このミルドレッズのキングス・クロス店も本店に比べて随分と大きな造りで雰囲気が異なります。夜はバーのようにも使えそうだし、ベジ気分になったらぜひ足を運んでみてくださいね。

200 Pentonville Road, London N1 9JP

店名Mildreds Kings Cross
最寄り駅Kings Cross and St Pancras
住所200 Pentonville Road, London N1 9JP
電話番号020 7278 9422
営業時間月〜金 8:30 – 23:00 土 10:00 – 23:00 日 10:00 – 22:00
URLhttp://www.mildreds.co.uk/kings-cross/
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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