The Good Egg, Soho グッド・エッグ SOHO店
北ロンドンのStoke Newingtonに2015年に登場して以来、ものすごい人気を獲得したため、2017年11月、SOHOはカーナビー・ストリート、Kingly Courtに2号店をオープンしてしまったという大変勢いのある店です。ストーク・ニューイントン店を試してみたいと思い続けてはや2年(笑)。その機会が訪れないまま、SOHO店にやってきました。
Good Eggというからには卵料理の店? いえ、ここはユダヤ文化にインスパイアされたカジュアルな料理を食べられる場所、つまりイスラエルのストリート・フードや朝食メニューを得意としているカフェ・レストランなのです♪
カーナビーの若者文化を意識しているせいか、インテリアはモダン・ポップ! デコレーションはアメリカン・ダイナーのようなイメージですが、食事は意外や、というと失礼ですが、かなり丁寧に作られています。だからこその人気なのでしょう。横に長〜いオープン・カウンター・キッチンではたくさんのシェフが忙しそうに働く姿を見ることができ、美味しそうな料理が次から次へとカウンターに載せられていきます。ストリート・フード屋台がたとえ店舗を獲得したとしても、その粋を忘れないでいられるとしたら、こんなレストランになるのでしょう。
この日は3名がそれぞれ好きなものを注文。イスラエルの定番朝食として知られるトマト・ソースのベイクド・エッグ、シャクシュカには羊のソーセージ、メルゲスのオプションを付けることができます。私は伝統のフラット・ブレッドのポケット・サンドを。揚げたナスやトマト、ゆで卵などをピクルスと一緒にはさんだ「Sabih」は、素材のコンビネーションも美味しいし食べ応えもあって◎ 付け合わせのクレソンのハーブ・ソースが本当にいい仕事をしていて、一緒に食べるとさらにハーモニーに深みが加わります。
中東と言えばナスを上手に使った料理が多いと思うのですが、その決定版とも言うべきナスのシャワマが美しい! ちょっと味見させてもらっただけなので全体の感想を載せられないのですが、次回はぜひ、これをいただいてみたいと思います。このナス・シャワマには、グリルしてハーブ・バターをおとしたフラット・ブレッドが付いてくるのですよ〜。これが大変美味しく、テンションあがりました ^^
イスラエル料理と言えば、今も高い人気を維持し続けるHoney & Coが有名ですけれども、Good Eggは店舗が広いこともあり、もっと手軽に気軽にイスラエルのストリート・フードをいただけると思います。メニューもバラエティに富んでいるので、次回はディナーに挑戦してみたい。中東料理好きとしては、リピートしてメニュー制覇してみたいレストランの一つになりました。