新生「Rupert Street」シリーズ第二弾。今日はXUの隣に昨年11月に登場しているHovarda。トルコやギリシャの料理を現代風にアレンジした地中海レストランです。
ほのぐらい照明、壁一面にガラス・ボトルを並べ70年代風ランプシェードが吊り下がるインテリアはレストランというよりも、ほとんどバー。じっさい2階にはカクテル・バーがあるのですが、私たちが座ったのは1階レストラン・スペースです。グラマラスな雰囲気たっぷりで・・・
料理はシーフードに力を入れたモダンなエーゲ海料理、とでも言うのでしょうか。メニューを見るとタラマサラタやザジキといったメッゼの定番品にもカラスミがふりかかっていたり、バッファロー・ヨーグルトだったりと工夫がみられ、またカニ肉をフィロ・ペイストリーで巻いて揚げたボレック風の一品などもあります。
スターターの中で美味しかったのは、直火グリルしたアーティチョーク、そしてファヴァ・ビーンズのペーストの上にグリルした燻製ウナギをのせたもの。ウナギは日本で食べるものとは全く異なる味&食感ですが、英国の燻製ウナギもなかなかイケます ^^ メイン料理の中から選んだのは、粘土製の器の中でベイクした野菜料理と、スローローストしたラム肉。どちらのお皿も大変美味しかったのですが、個人的には粘土の器の中でバイクした根菜類が感動的に美味しく・・・これは一人で一皿、ペロリといただけそうでした。
さて、食後のデザートには、メタクサと呼ばれるギリシャの蒸留酒を使ったババ、そしてトルコはイズミール地方の名物と言われるロクマのモダン・バージョン。ババのほうはしっとり甘さもほどよくフルーツ・ポンチと一緒にいただくと、さらにさっぱりしています。ロクマはミニ揚げドーナッツのようなもので、シナモン・アイスクリームとの相性もよく、しつこさはありますけど2つくらいは軽くいただけます ^^
ちょっと気遅れするようなスカした感のあるレストランではあるのですが、サービスは通常の!?トルコ料理レストランと変わらないフレンドリーさがあり、お味も上々。お値段もこの類のレストランとしては通常料金で目が飛び出るほど高いというわけではありません。オーナーはマリルボーンにできている比較的新しいYosmaというモダン・トルコ料理レストランと同じチームのようです。このYosmaは行きたいリストにずっと入っていて行けていないレストランの一つ。今度試してみたいと思います ^^
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