お隣は食市場、お値打ちヨーロピアン居酒屋

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Arthur Hooper’s   アーサー・フーパーズ

バラ・マーケットに面した好ロケーションに昨年夏に登場した小皿料理の店。もともと八百屋さんだった建物を利用した店のインテリアは大改修の末にクールモダン路線に。ちょっと不思議な絵画がかかっているのはオーナーさんの趣味なのでしょうか。

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季節ごとに変わるメニューには野菜、魚、肉とそれぞれバランスよく並び、どのお皿もぴしっと決まっていて「アフター5の一杯」にちょうどよい分量、そして小気味良い美味しさ。いろいろ選んでちょっとずついただくという日本の居酒屋と全く同じ楽しみ方ができるうれしいレストランであり、近年のトレンドを反映しているとも言えます。

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左下がアーティチョークのフライ。最近流行りのパン粉のフライ。イギリス人、好きみたいです。

衣がサクサクに仕上がったアーティチョーク・ハートのフライが大変美味でした ^^ サバのパテやムール貝、ビーフ・ラグーのパスタも全て味よく、シェフについて調べてみると、かつてシンプル・イタリアンの良店としてカリスマ的な人気を誇ったバーモンジー・ストリートのZuccaで働いていた方みたいです。どおりでツボを抑えた小皿料理が得意なはずです。

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下のデザートはチーズケーキですが、上にのっかっているオレンジ色のものは・・・かぼちゃなんです! カンディードしたかぼちゃ。とても美味しかったですよ♪ 左の絵、なんとなく気になった。

バラ・マーケット界隈は最近はいろいろな店が増えて楽しくなってきました。ストールも強豪揃いですし、レストランは言わずもがな。「ロンドンの胃袋」の異名はまだまだ返上する必要はなさそうです。

長らく放置していたツイッターのアカウントを昨年末から活用し始めました。
いろいろつぶやく予定なので、見てみてくださいね♪

twitter.com/absltldn
@absltldn

8 Stoney Street, London SE1 9AA

店名Arthur Hooper’s
最寄り駅London Bridge
住所8 Stoney Street, London SE1 9AA
電話番号020 7940 0169
営業時間月〜木 11:00 – 23:00 金〜土 11:00 – 00:00
URLhttps://www.arthurhoopers.co.uk
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス。2014年にイギリス情報ウェブマガジン「あぶそる~とロンドン」を創設。食をはじめ英国の文化について各種媒体に寄稿中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。カルチャー講座の講師、ラジオ・テレビ出演なども経験。これまで1700軒以上のロンドンの飲食店をレビュー。英国の外食文化について造詣が深く、近年は企業アドバイザーも請け負っている。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。仕事のご依頼は ekumayu @ gmail.com までお気軽に。

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