CaféHampstead カフェ・ハムステッド(閉業)
ずらりチェーン店揃いのハムステッドの目抜き通りに、今年始めに登場したインディ・レストラン。ロンドンで今、とても人気のあるイスラエル系のフュージョン料理にフォーカスしているとあって、私も興味津々で出かけてみました。
インテリアも流行りのヨーロッパ調グランド・カフェ仕様でなかなか居心地良いです。まだ夏時間の頃に訪れたこともあってガラス張りの天井から降り注ぐ光も明るく気持ち良く、とくに太陽を心から愛するイギリス人たちのハートを大きく捉えているのは間違いないと思います^^
さて、お料理ですが・・・お味は概して普通でした^^ 「普通」というのはつまり、突出もしていないのですが、リピートなしと言うほど悪くもないということ。なにせ場所がハムステッド。キュイジーヌは今流行りの中東モダン。そして独立系のレストランということで期待はいやが応にも高まるというもの。オープン直後は有名レストラン批評家たちがこぞって取り上げていました。そして、そのレビューは概してガタガタ(笑)。
やれメニューが中東に徹してないだの、やれ思ったほど料理に切れがないだの、やれサービスに難があるだの・・・。それらのレビューにも幾ばくかの正当性はあると思うのですが、味は一定レベルに達していますし、空間は素敵だし、リラックスできるサービスを私たちは受けましたし、個人的には「オールデー・オープンしているハムステッドで重宝するご近所レストラン」という位置付けでいいのではないかと思いました^^(店名が何より、それを裏付けていると思いますw)
チキン・シュニッツェルなんかもあって批評家の中には「なぜ?」と書いている人もいましたが、イスラエルではチキン・シュニッツェルは国民食の一つと言っていいほど一般的に食べられているそうです。全く日本のレストラン事情を知らない方が、日本食屋さんでカレーを見つけて「なぜ?」と言うのと同じ感覚でしょうか ^^; Café Hampsteadの巨大なチキン・シュニッツェルはなかなか評判みたいですので、次回いただいてみたいと思います!
それとユダヤの人々が多く住まうGolders Greenに隣接するエリアなので、ユダヤの作法にのっとった料理を供するレストランがハムステッドにも必要だったのかも。今年になってベルサイズ・パークにもコシェル料理を出すモダン・レストランができています(そちらも行ってきたので近々レビューしますね ^^)。ロンドン在住のユダヤの人々が現代風のコシェル料理を要求しているのかもしれません。
カフェ・ルージュやCoteといったチェーン・レストランでの食事や、ポール、ル・パン・コティディアン、Gailsなどのサンドイッチに飽きちゃったときに、気軽に家族や友人と立ち寄りたいご近所カフェ・レストランです^^
2件のコメント
愛美ちゃん☆
そうなんだね!! ランチやお茶で使うのは使い勝手がいいと思うけどねーー ^^ 料理は普通ねw
ここ、まさに気になっていたお店!笑。
本日もHampsteadでのお勤めに向かう途中、店内を覗き込みつつ通りすぎた次第です。