心身のハーモニーを整えるスパイスの魔法

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Chakra, Kensington  チャクラ(ケンジントン店)

年末年始のご馳走ディナーがまだ続いていらっしゃる方、多いのではないでしょうか?^^  そろそろ胃腸も疲れてきたかな〜というあなたに、インド式にチャクラの働きを整えることで心身に平和とハーモニーをもたらす、とっておきレストランをご紹介します♪

店名はそのまま、理念を表す「チャクラ」。当店では味覚や喜びの感覚をつかさどる第二チャクラ(スワディシュターナ・チャクラ)の調整をコンセプトに、北インドを中心にパンジャブ地方や周辺諸国の味を再現しつつコンテンポラリーなメニューを展開しています。

中でも目を引いたのは、チャクラのエネルギーを整えるというコンセプトを、そのまま落とし込んでデザインしたというインテリアでした! そんじょそこらのインド料理屋さんでは真似できない、エレガントかつモダンなデコレーション。天井にしつらえられたスワディシュターナ・チャクラのシンボルが、このレストランの全てを物語っています。青、ピンク、グリーン・・・美しいカラー・スキームはムガール帝国のジュエリーをイメージしているのだとか。なんともゴージャスな気分になれる素敵な空間です。

とってもエレガントなダイニング♡

さて、この日は予約を取らずに立ち寄りましたら、1階のスペースは満席(人気店なのです!)。地下スペースへと案内されましたが、地下インテリアもセンス良く、十分に落ち着いて食事をすることができました^^

パパダムの薬味も上品! 一般家庭の居間にいるような気持ちになるインテリアです。

お料理はサフォークの地鶏を使った柔らかチキン・マサラや、スロークックしたリッチなブラック・ダール、しっかりと焼いて仕上げた小ナスが抜群に美味しかったサイド・ディッシュなど、すべてがロンドンの平均的なインド料理店以上のクオリティです。いずれも口に入れた瞬間にハッとする個性が感じられ、「一味違うね〜!」と連れと目を合わせたほど。ワイルド・マッシュルームを挟んだナンはすっかりお気に入りに^^  焦がしガーリックのピュレが入ったヨーグルトを添えていただくと最高のおつまみになります♪

濃厚なソースが秀逸! チキン・マサラ〜♡

野菜のサイド・ディッシュの中にある小ナス(エッグ・プラント)料理は必食。ブラック・ダールも本当に美味しい。右はマッシュルームを挟んだナン!

ヴェジタリアンやヴィーガンにも対応しており、どんな嗜好の方でも安心してテーブルにつけるのもいいですね。日本人の皆さんが、疲れた胃腸をインド料理で立て直せるかどうかは正直言って不明ですが ^^;   アーユルヴェーダの理念を取り入れ、チャクラ・エネルギーのバランスを整えることを目指した料理で元気になるというのは信じられそう。

インテリアや料理のクオリティを考えると、ちょっとしたお祝いの席でインド料理をいただきたい場合にもお勧めできる良店。次回は予約して1階ダイニングで食事をしてみたいなぁ。ケンジントン界隈でインド気分になったら、ぜひ♡

33C Holland Street, London W8 4LX

店名Chakra, Kensington
最寄り駅High Street Kensington / Notting Hill
住所33C Holland Street, London W8 4LX
電話番号020 7229 2115
営業時間月 17:30 – 22:00 火〜土 12:00 – 15:00 / 18:00 – 22:00 日 12:00 – 15:00 / 18:00 – 22:00
URLhttps://www.chakra.restaurant/location-kensington.php
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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