The Ivy Cafe, Marylebone アイビー・カフェ マリルボーン店
今、ロンドンの街を歩いているといろいろなお店が再オープンへ向けて準備している様子が伺えます。ペンキを塗り直していたり、内装をコロナ仕様に変えていたり^^
そして先日、ヨーロッパのグランド・カフェの伝統を受け継ぐオールデー・レストラン・チェーン、The Ivy Collection が、7月4日からの予約受付を開始したとのニュースが入ってきました! 7月4日は飲食店を含め、イングランドでは政府が決めたガイドラインに沿うことでお店が再オープンできる日です。アイビーの予約開始は業界のニュースになっていたので、おそらく大型レストランとしてほぼ初めてのことなのではないかと思います。
The Ivy Collectionは、現在ロンドン市内に15店舗を展開、また英国各地の中産階級ヴィレッジに点在しているちょっとゴージャスな香りのするカジュアル・ダイニングです。
The Ivyというブランドは、そうです、劇場街コベント・ガーデンのアイコンとして1917年から存在している老舗中の老舗が大元。The Ivyには当時から一流の演劇人たちが出入りしていましたが、1990年にCapriceグループが再ブランディングしてから爆発的な人気を取り戻し、今でもセレブ御用達レストランとしての風格を保ち続けています。
そのアイビーの姉妹ブランドであるThe Ivy Café。本日ご紹介するマリルボーン店こそ、その第一号店です^^ オックスフォード・ストリートのすぐ北側という中心エリアであるにもかかわらず、暮らしている人も多いマリルボーン地区はヴィレッジ風の佇まいが魅力。もともとThe Ivy Caféはロンドンの高級ヴィレッジに展開することが戦略だったようで、その後はウィンブルドンやリッチモンド、セント・ジョンズ・ウッドなどにオープンして人気が定着しています。
The Ivy Caféの内装は先ほども書きましたが、20世紀初頭を思わせるヨーロッパ風のグランド・カフェがお手本。キラキラと輝くバーを中心に白い布テーブルクロスを敷いたテーブルが配され、着席するとロゴ入りの布ナプキン、本物の輝きを放つカトラリーなどに胸がときめきます。店内に入るだけで気持ちがアップすること間違いなし^^
お料理の方も明らかにヨーロッパの中産階級の人々をターゲットにした構成なので、揚げ物やグリル、パイ料理などのコンフォート・フードもあれば、健康志向のスーパーフード・サラダなどもありといった具合。種類も多いので、どんな個人的嗜好にもマッチするお料理が見つかると思います(ベジタリアン&ヴィーガン・メニューもあり)。人気定番メニュー以外はトレンドを取り入れつつ頻繁に改良されているところも人気の理由。お味の方も安定しています♪
軽いブランチやランチで立ち寄って1皿だけ注文してもOKな気軽さもあり、お値段は高めリーズナブル。いずれも大変洗練されたプレゼンテーションで供されるので、日常レベルで自分にご褒美をあげたいとき、ちょっとしたお祝いに使える気軽さも魅力です。
イギリスでは6月22日から屋外スペースのある飲食店が再オープンできる見込み。そして7月4日から全てのお店が政府ガイドラインに沿いつつ再オープンできる状態になります。The Ivy Cafeは予約開始の最前線で準備中。ロックダウン開けの初めての外食に、ゴージャス気分になれるThe Ivy Caféを選んでみるのはいかが? 7月4日からお店のウェブサイトやOpen Tableで予約可能です ^^ その他のThe Ivy Collectionも再オープンの日にちは違いますが、順次オープンしていくようです。ウェブサイトでチェックしてみてください!