チェーンって感じがしないのがいいね。

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Nonno’s Pizza – Crouch End  ノンノズ・ピザ　クラウチ・エンド店

何度も違うお店がやってきては入れ替わっていくレストラン・スペースというのは、あるものです。北ロンドンはクラウチ・エンドにあるこの場所も、長らく様々なレストランが入れ替わり立ち替わりしていましたが、ようやく落ち着くのかな？ という兆候が見えているのでレビューしたいと思います^^ もちろん、目下のところとても気に入っているからなのですが・・・！

それはNonno’sというチェーン・イタリアン。ネットで調べてみるとイラン人の実業家が、イタリア人シェフと組んで始めたビジネスのようで、このブランド名ですでにセント・オーバンスからチョーリーウッドなどロンドン北部から1時間以内の郊外に何軒もお店を持つまでに成長しているようです。

ロンドン市内にはこのクラウチ・エンド店とイズリントン店の２軒。これからもっとブランチを増やしていくのかな？ と思うものの、なぜかこのクラウチ・エンド店はチェーン店とは思えない泥臭い匂いがしていて（笑）すごく気に入っているのです。

まずはインテリア。初めてこのお店の前を通ったとき、外から中をのぞいて思ったのは「なんて素敵なしつらえ！」 まさに今流行りの「田舎風クール」という感じで一目惚れ。

美しいモス・グリーンの壁、どっしりとした木のテーブル＆チェア、そこにセッティングされたポートメイリオンのボタニカルな食器がピッタリ映えていて、何ともいい雰囲気なのです。

次にスタッフさんたち！ 最初に訪れたのはこの2月なのですが、オープン直後だったからかオーナーらしきオジさまたちがテーブルについて談笑しながら全体の様子を監修していました。その彼らの対応の、何と温かかったことか。独立系レストランと同じようにお客さんへの細やかな気配りがあり、好印象でした。（日本大好きって言ってましたよ^^）

この日はスタッフさんたちはまだ全然慣れていなくてサービスもスムーズではなかったですが、その後は改善。今のロンドンにありがちな付かず離れずのシュッとしたサービスではなくて、ぎこちなくも温かい、ある意味泥臭い感じのするサービスで、まるでイタリアの田舎町に旅をしたような気分になります^^

そしてお料理。最初の訪問ではピザとパスタを試してみたのですが、これは平均点を上回る出来で、とても美味しくいただきました。トマト・ソースが美味！ これにはまた後の訪問でも気づくことになります。

次に訪れたのは無性にシーフード・パスタが食べたくなったある日のランチタイム。一人で飛び込んで注文したのですが、これが本当に美味しくてここのシーフード・パスタのファンに。やはりトマト・ソースが美味しい・・・

３回目はピザやパスタ以外のものを注文してみたのですが、これまた平均点以上！ ナスのグラタン、メランザーネはトマト・ソースが美味しいおかげで出色でした♡ しかもスターターなのにメイン・コース・サイズw

実は昨日も寄ってしまいました（笑）。友人たちも気に入ってしまって。

ピザ屋は数あれど、実はこの町で本格的なパスタやメイン料理をいただけるイタリアンは少ないのですよね。ローカル・レストランとして大活躍の予感。もしクラウチ・エンドでイタリア気分になったら、ぜひお立ち寄りください♪ （皆さんの町にも、こんな地元イタリアンありますか？）

今週もいい天気ですね〜！ 残りの夏を楽しみましょう^^