The Aubrey ジ・オーブリー
12月に入り、街角のクリスマス仕様も本格化してきましたね^^ クリスマスまでのカウントダウン、アドヴェント期間に入った11月27日からフェスティブ・シーズン本番! ロンドナーたちの意識もぐっと年末に向けて高まってきているように感じます。
私も昨日、あるホテルのクリスマス・デコレーション・ローンチ・イベントに参加してきました。クリスマス・デコレーションの設置祝いだなんて! そういうのがあるのですね〜。初めての経験でした。
さてさて、本日はちょっぴりゴージャスなクリスマス・パーティーや年末デートを企画しているあなたへ、ふさわしいお店のご紹介です。テーマはオリエンタル、ですよ。というのもそこは5つ星ホテル内にある「日本居酒屋」なのです〜! そしてその正体は・・・
ロンドン屈指のラグジュアリー和食バー!
ロケーションはナイツブリッジ。駅前に堂々と佇むマンダリン・オリエンタル1階にある「The Aubrey / ジ・オーブリー」がその正体。自称「居酒屋」なんですけど、まさか(笑)。
オーブリーは今年1月に刷新された新レストランです。19世紀末にキラ星のごとく登場したデカダン画家・詩人、オーブリー・ビアズリーから取られた店名なので、そのコンセプトも何となく見え隠れしていますよね・・・。
インテリアはいぶし銀の輝き。これをデカダンと言わずして何と言うのか。マンダリン・オリエンタルなので、香港の人たちの日本観も入っているのかな。
ダイニングはいずれもゆったりと座れるソファー席で、1年の間に溜まった疲れがスゥーっと取れていくような、極上のリラックス仕様。
インテリアだけ見ると「居酒屋なわけない」と日本人なら感じるのですが、お料理はいたってシンプルなものが多く、「あ、ここが居酒屋なのね」と納得。揚げ出し豆腐からナス田楽、鶏唐揚げから天ぷらまで、肩の力を入れずにいただけます^^(ただしクオリティ食材を使っているのでお値段はそこそこ張りますけれど)
そしてオーブリーで外せないと感じるのは、お寿司です!
寿司部門のヘッドは、渡英前からしっかりとキャリアを積まれている日本人女性シェフ、Miho Satoさんなのです。ミホさんの前職はロンドンでも指折りのプライベート・クラブ、Annabel’sの寿司シェフ。舌の肥えたお客様を喜ばせるには?と言う問いに、即答できる経歴をお持ちなのですよね。
お寿司のクオリティは素晴らしかったです。この日、3名で会食したのですが、一様に「今日の料理で一番をあげるとしたら寿司だね^^」と意見が一致。やはり日本クオリティは大事〜。あ、でも日本でいただけるお寿司と比べてみても、トップクラスなのかなと思ったりしますが・・・♡
ダイニングとは別にバー・エリアとライブラリーがあり、そこでもオーブリーの食事ができます。ライブラリーには4名用のセミ個室も2つあります。それと「おまかせ」体験ができるおまかせバーもあるそうなのですが、この日は利用中で見ることができませんでした。きっとスペシャルな空間♪
もちろん個室も用意。この個室でクリスマス・パーティーなんて、最高ですよね。とってもデカダンな匂いが立ち込めているのですが・・・^^
フェスティブ・メニューその他は、こちらからチェック!
夜に出かけられなくても、明るい時間からお祝いできるフェスティブ・ブランチも用意されているので、ご家族でスペシャル・メニューを楽しむこともできます。書き忘れましたが、お酒類に関してはロンドン・トップクラスの専門家によるアドバイスを受けられるでしょう。
思いおもいのフェスティブ・シーズンをお過ごしくださいね^^