The Barbary Notting Hill バーバリー ノッティング・ヒル店
食ジャンルとしての中東料理が成熟しているロンドンでも、今回ご紹介するバーバリーほどのサラブレッドは、見当たらないかもしれないほど。もともとコヴェント・ガーデンのニールズ・ヤードに小さなバー・レストランを2016年にオープンしたのが最初で、ここが2店舗目。今年秋にオープンしたばかりの店に、オリジナル店の大ファンの私も行ってまいりました。
ロケーションはノッティング・ヒルの中心を東西に横切るおしゃれな通り、Westbourne Groveです。垢抜けたお店が立ち並ぶ長〜い通りのちょうど真ん中あたりの角地に、どどんと誕生。存在感を見せつけています^^

迫力の建物!
バー・カウンターとテーブル席に分かれ、フェスティブ・シーズンの今はどちらにせよ予約が取りづらいのですが、カウンターならウォークインもいけるかもしれないので、中東料理がお好きな方はぜひ、挑戦されてみてください♪

レッドなカウンター席。

ブルーなテーブル席。

インテリアは名のあるデザイン事務所が担当したようです。

懲りずにオレンジ・ワイン! これはジョージア産。
料理は1号店と同じく、モロッコ、アルジェリア、チュニジア、リビアといった北西アフリカ諸国や、南欧風の料理まで、バーバリー海岸周辺の料理からヒントを得ているそうです。お店の詳しい来歴については、オリジナル店のレビューでぜひご覧ください!
タパス風の小皿料理ばかりなので、2、3名でシェアするとあれもこれも味見ができて楽しい♪ カウンター席は目の前で調理するシェフの様子を眺められる特等席でもあります。

モロッコ風のシガー巻き!中はチーズだったかな。しかしこの小さなシガーが2本で12ポンドは、少し割高に感じました^^

ディップ盛り合わせ。奥に見えているのは焼きたてフラットブレッド♪

シェフの動きが見ていて興味深すぎる。

ホタテのアグアチーレ。季節によって魚介が変わります。このお皿はホタテから細かく切ったキュウリ、シトラス・ドレッシングまで、本当にまとまりがあり美味でした。

ウィンター・トマト・サラダ!トマトが甘くて美味しい。量もかなり多いです。

ラムのカツレツ。スパイスが中東風。

カウンターにはお一人様もいらっしゃいました。

バーバリー名物、ピスタチオのハッシュ・ケーキ。これは必食!
料理に関しては概してクオリティが高く美味しいのですが、いかんせんロンドンの物価高で小皿料理だからと言ってあれもこれもと頼んでいると、お勘定が胃袋の満たされ具合についてこない場合もあります^^; これは昨今のロンドンの飲食事情。外食がまた、かつてのように特別なものになっていくのでしょうか。
とはいえ、このバーバリーは西ロンドンで今、間違いなく最も注目されているホットなレストランの一つ。グラス・ワインとおつまみ3、4皿で、フェスティブ気分を盛り上げるのも大ありです。
今回はトッピングありのフラットブレッドを選ばなかったのが悔やまれます。特製の窯で焼く焼きたてのフラットブレッドはとても美味しいので、ぜひぜひ選んでみてくださいね!
さぁ、クリスマスまでカウントダウンが始まりました。皆さま、準備は順調ですか?♡