紳士はロイヤルがお好き

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Green’s Restaurant & Oyster Bar   グリーンズ・レストラン&オイスター・バー(閉業)

ワイン商でもあるカミラ皇太子夫人の元義弟が1982年に創業したというロイヤルなつながりが自慢の当店。そのサイモン・パーカー・ボウルズ氏をはじめ、現在は名前に「ロード(卿)」のタイトルが付く共同オーナーたちによって運営される正統派の英国料理レストランがこちらです。

セント・ジェームズの落ち着いた通り沿い

セント・ジェームズの静かな通り沿い

紳士のエリア、セント・ジェームズらしい伝統ある落ち着いた佇まいが、かえって好もしく感じられるのも21世紀の現代だからこそ。最上質のフレッシュな肉や魚、ゲーム肉を使った伝統的な英国料理を楽しめる場所としてエリアの紳士たちに人気があります。

アイリッシュ・ソーダ・ブレッドと一緒にいただくスモーク・サーモンの美味しさはピカイチ☆

アイリッシュ・ソーダ・ブレッドと一緒にいただくスモーク・サーモンの美味しさはピカイチ☆

中でも試していただきたい前菜は、スモーク・サーモンやオイスターといったイギリス人が好む伝統の味。季節ごとに産地を選びながら提供されるフレッシュなロック・オイスターは定番人気で、 バーでは伝統的なエシャロットとビネガーのソースにタバスコをひとふりし、美味しそうにオイスターを頬張る紳士たちの姿を見ることができます ^^

鴨肉とアプリコットが素敵なハーモニーを奏でる♪

鴨肉とアプリコットが素敵なハーモニーを奏でる♪

メニューをざっと見渡すと、ポテッド・シュリンプ、フィッシュ・ケーキ、フィッシュ&チップス、バンガーズ(ソーセージ)&マッシュ、鹿肉のシチュー、リブアイ・ステーキなどなど、英国料理らしい名前がズラリ。いかにも英国らしいサバやウナギ、マスやサーモンの燻製が盛り合わされたスモーク・フィッシュ・プラッターまであり、「英国料理ってどんなもの?」という疑問を持った日本からのお客様を連れていくと、その伝統的な雰囲気とあいまって喜ばれること間違いなし。

デザートも英国らしさ満開のスティームド・プディング。旨い!

デザートも英国らしさ満開のスティームド・プディング。旨い!

各国料理が人気のロンドンにあって、正統派かつ良質の英国料理を食べられる当店は、今や貴重な存在。地下にあるプライベート・ダイニング・ルームは、ビジネス・ランチやディナーにぴったりなので、イースターのちょっとしたセレブレーションに使ってみるのもいいかもしれません。

36 Duke Street, London SW1Y 6DF

店名Green's Restaurant & Oyster Bar
最寄り駅Piccadilly Circus / Green Park
住所36 Duke Street, London SW1Y 6DF
電話番号020 7930 4566
営業時間月〜土 11:30 - 15:00 / 17:30ー23:00
URLhttp://www.greens.org.uk/
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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