クリスマスシーズンのペット・ギフトが熱い!

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もうすぐ、一年も終わりですね。
みなさんは、どんな毎日をお過ごしですか?

ヨシエはクリスマスが近づいてきたこの頃は、せっかくなので犬散歩中に讃美歌を聴いたりして、美しい歌声が冷たく澄んだ空にのぼっていくような感覚を楽しんでいます。

この記事を書いた今日は、ドッグウォーカーの仕事おさめでした。
明日からはクリスマスホリデーに入り、イギリスの家族・親戚・友人たちと、新しい年が明けるまでにたくさんの集いとお祝いをする予定なので、楽しみです♪

お散歩メンバーの犬たちとは、新年までしばしのお別れ。

飼い主さんと一緒に家でクリスマスホリデーを過ごす子もいれば、飼い主さんが海外や遠方に行くためにお留守番予定の子は、例によって預かり手さんのところにお泊まりに行ったりと、犬それぞれ。( 第5回「犬とホリデー、英国事情」参照)

ラストのお散歩が終わって、犬へのちょっとした贈り物をテーブルの上に置こうとすると、そこには飼い主さんから自分宛ての可愛いクリスマスカードや贈り物も置かれていたりして、外の寒さも吹き飛ぶくらい心がぽかぽか温かく、ありがたい気持ちがしみじみ溢れてくる、そんな12月です。

贈り物といえば、イギリスの(イギリス以外の国でもそうかもしれませんが)、クリスマスシーズンのペット・ギフトが熱い!
一般のペットショップはもちろん、スーパーマーケットにも、インテリアや雑貨のショップにも、クリスマス・マーケットにも、犬用のギフトが並んでいて、その種類の豊富さには目玉が飛び出ます。
ヨシエは日々関わっているので犬のグッズがどうしても目に留まりますが、猫やほかのペットのグッズもたくさんあるみたいです。

犬のギフトにはどんなものがあるかというと・・・
例えばクリスマス仕様 – エルフ風やトナカイ風など – の服やネッカチーフ、人間とおそろいで着れそうなクリスマス柄のセーターやフリースやボアのコート、暖かそうなブーツ(靴下?)、素敵な柄のついたふかふかのドッグ・ベッドや、革地に色とりどりの毛糸で模様が縫われていたり、ラインストーンがキラキラと散りばめられたハンドメイドの首輪、癒される香り漂う犬用のオーガニック・シャンプーやボディケアセット、犬が喜びそうな仕掛けのついたおもちゃなどなど、数えきれないほどのときめくものたち!
それを、ウインドウショッピングするのが楽しい(笑)。

カスタマイズできるギフト (Personalised Gift) も人気です。
クリスマス・マーケットやオンラインショップなどでは、犬のイラストをクリスマスオーナメントやお皿その他の雑貨にクリエイターが描いてくれるもの、フォトグラファーがクリスマスなセッティングで犬の撮影をしてくれるサービス、犬の名前をボウルに刻印したり、犬用ブランケットやクッションに刺繍を入れたり、犬用のクッキーやカップケーキにアイシングで顔や名前を入れたり、さらには「ドッグ・スパ & マッサージ」なんていう、わたしが代わりに受けまーす!と思わず手を挙げたくなるようなギフトまであるのです。

ペット・ポートレート依頼制作のお仕事をしていることもあって、「世界にひとつだけ」のカスタマイズ・ギフトや一点ものに目を奪われがちなヨシエですが、そうでなくても普段から、アンティークマーケットやチャリティショップ、クリエイターズ・マーケットなどで愛犬にそっくりな雑貨を見ると、ついつい手にとって見るし、お散歩メンバーの犬たちや友人知人宅の愛犬に似ているオブジェに出会うとやたら嬉しくなって、写真を撮って知らせたりしてしまいます。アラン家には、マーゴにそっくりな犬顔のオーナメントや、ヨシエが描いたポートレート、作家さんの素敵なハンドメイド作品がだんだん増えて、マーゴ・ミュージアムになりつつあります。

と、ここまで犬の贈り物についていろいろ書いたわりには、マーゴに普段買うものは、必要最低限。
というのも、彼女は家中のソファやクッションやベッドやブランケットを我がもの顔で使っているからわざわざ買う必要がなくて、おもちゃにも執着しないので数もそんなにいらないからなのですが、クリスマスや2月に来る誕生日などのお祝いの時には、ちょっとスペシャルなおやつとか新しいおもちゃ(マーゴは、噛むとプピプピーと音のする系のぬいぐるみと、小さめのボールが好き)を贈ったりしています。

そんな感じで、犬散歩メンバーへのクリスマスの贈り物には、犬たちの好きな食べ物系や遊びそうなおもちゃを選んでいますが、去年の冬に行ったクリスマスフェアでは、ものすごく可愛いデザインの犬用の焼き菓子を売るお店に一目惚れ。店主のおじさんといろいろ話した後に、トナカイやサンタの帽子やプレゼント箱のモチーフが可愛いアイシングクッキーの袋入りのギフトを買いました。あれは、ぜひまた買いたいなーと思っていますが、お店の名前をすっかり忘れてしまったので、当時撮った写真の中に手がかりがないか、現在捜索中。

今年は、サンタの顔がついた赤いボールと、クリスマスフレーバーのおやつをミックスしたものをラッピングして、娘のメロに手伝ってもらった手作りカードと一緒に、犬たちに贈りました。
クリスマスまで待ちきれず、すでに開けてボールで遊んでいる可愛い写真が飼い主さんから届いたりしてクスッとなりつつ、新年からの毎日のお散歩も、また楽しみです。
今年登録した犬の一時預かりも、来年はもしかしたらご縁があるかな?(第4回「犬にまつわるボランティア」参照)

今年も毎日たくさん歩いて走って、思いっきり笑い、からだも心も健やかに過ごすことができたのは、犬たちのおかげです。きっとそれも手伝ってくれて、家族やまわりの人たちとも、いつも以上に笑いあって過ごせた気がする一年でした。

この記事を読んでくれたみなさまにも、感謝です!
からだに気をつけて、心穏やかなクリスマスと、明るい新年をお迎えくださいね。

Love from Yoshie xx

インスタグラムのストーリーズで、イギリス暮らしのあれこれや犬散歩で見ている風景などをシェアしています。記事とあわせて、ぜひのぞいてみてください♪)

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About Author

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1979年、福島県生まれ。漫画描きやDIY、動物のお世話を楽しむ子ども時代を経て、日本大学獣医学科在学中に進路を変え、ESMOD JAPON東京校でファッションデザインを専攻。 アパレル業界に勤務後、2006年より東京を拠点にイラストレーター・コラージュ作家「ヨシエ」 の名で作品の発表をはじめる。 絵本「世界にたった2人の仕立てやさん」の雑誌 Spoon. への掲載以来、書籍イラスト、広告・展示・イベントのコラージュや布ハギレの立体作品、ファッション・インテリア柄デザイン、オーダーメイドのアートワークなどを数多く手がける。 2014年から、アーティストの Sarah Bellisarioと組んだデュオ ‘Sas and Yosh’ でのデザインも担当しており、商業・病院施設などの壁画、書籍挿絵や柄デザインなど、デジタルイラストレーションをイギリス国内外へ発信している。 近年は、自然からインスパイアされた光と影のコントラストの中に自分なりの人生哲学を織りまぜ、それをペインティングやドローイング、切り絵や色とりどりの素材ハギレ、柄で表現することに興味があり、色と素材と遊びながら模索中。 ロンドン郊外の小さな歴史ある町に家族と暮らして10年以上になる現在、愛犬マーゴをきっかけにはじめたドッグウォーカーとペットポートレート制作もライフワークに加わり、笑いと発見の溢れるリズミカルな毎日を楽しんでいる。 著書絵本は「ヨシエフォンデュ」(角川書店)、「ポンポルトンタン」 (祥伝社)、「ツキミモザ」「ギイドロとマレンカレン」(Skyfish Graphix)、「ハッピーイースター」 (くもん出版) 他。

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