皆さま、遅ればせながらあけましておめでとうございます! 素敵な2022年のスタートを切られましたか?
今日は新年のべーキング生活を楽しくするのにぴったりの素敵な新刊のご案内。イギリスの食文化を彩る、おかず系の粉物ベーキングのレシピ本!!! 各種パイ料理をはじめ、甘くないタルトやスコーン、ソーセージロールやオーツケーキなど、私にとっては夢のような料理本。待ってました〜! という感じです^^
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「British Savoury Baking イギリスのセイボリーベイキング」
当サイトに「イギリスおかし百科」を執筆していただいている、イギリス菓子研究家の安田真理子さんの昨年9月末発売の新刊です♪
常々思っていることがあるのですが・・・この国のカフェでいただけるおやつ類の半分が、甘くないものだったらなぁって。ケーキやブラウニーも大好きだけれど、もっとキッシュやおかず系タルトなどの種類が多ければ、小腹が空いたときに必要以上にお砂糖を摂取することなく、満足できるのにって。
皆さんもそう思われませんか?
「British Savoury Baking イギリスの古くて新しいセイボリーベーキング」は、イギリスで作られてきた甘くない粉物の文化を紹介し、レシピまで教えてくれる決定版。しかも真理子さんならではのひねりを利かせた新レシピも満載! 一冊あると基本のイングリッシュ・ベーキングの勉強にもなり、料理のレパートリーも広がり、美味しい時間も作れて言うことなし。私もさっそく3種類あるペイストリー類について学びました♡
この国では、甘くない塩味の料理のことを「Savoury / セイボリー」と言います。本来は風味などに使われてきた言葉ですが、今はカフェなどで甘くない塩味のスナック(軽食)のことを指すことが多いように感じます。まさに、この本で紹介されているようなタルト類やペストリー類などで、最近は北欧系のバンズなどにも甘くないものが登場し、密かにファンは増えていると感じます。
年末から年始のパーティー・シーズンに、このレシピ本の中から何か作ってみようと思っていたのですが・・・時間がなくてまだ実現せずじまい。何か作ったらここでまたアップしますね^^
真理子さんは甘いケーキの先生としておなじみだと思うのですが、実はこんなにたくさんのセイボリー・レシピもご存知だったんですね! そんな驚きの面も垣間見られる、プレゼントにも最適のレシピブック。いつものことながら写真も美しく、キッチンに一冊は欲しい素敵な本♡ 毎日1ページずつ眺めて過ごしても楽しそう♪
安田真理子
「British Savoury Baking イギリスの古くて新しいセイボリーベイキング」(内外出版社)