ウェザースプーンで英国式朝食を @The Mossy Well・Muswell Hill・N10

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「The Broadway / ブロードウェイ」(北ロンドン、マズウェル・ヒルのハイストリート)を歩いていると、何かが足りないと感じるかもしれない。そう、それはパブだ。

パブ不足を補うため、地元の反対を押し切り、JDウェザースプーン(割安パブ・チェーン)がかつての乳製品製造所をパブ「The Mossy Well」に改装したのが2015年。

午前8時から営業。朝食の提供は11時30分まで。これがマスウェル・ヒルに登場した財布に優しいドリンク&ダイニング・オプションとして重宝されているのだ。

乳製品製造所の名残

QRコードがテーブルに設置されている。これは2020年代に外食しているか、コロナ時代であることを思い出させるアイテムだ。注文でテーブルを離れる必要がないと、確かに社会的距離を置くのは簡単だ。さっそく注文するために携帯を触り始めたが、ドリンク類が含まれているかどう分からなくなりストップした。

どうしたらいいのか? すぐにビビビと来た。昔みたいにバーで訊けば済むことだ……。素敵なサーバーが、イングリッシュ・ブレックファスト(3.95ポンド)にはドリンクが含まれていないことを教えてくれたので、コーヒー飲み放題のオプションを追加した(99ペンス)。それにマグカップをもらうためにドリンク・バーに行く必要があるかもしれないよね。

僕は午前中をここで過ごすつもりだったので(ラップトップを持って)、たくさんの選択肢の中からカフェイン抜きのフラットホワイトを最初の1杯に選んだ。

とはいえブレックファストが運ばれてくるまで、ラップトップには手をつけずじまい。朝食を載せた皿は熱々だ。

とにもかくにもトーストがまだ温かいうちに、バターを塗る。これが最初にすること。僕が注文したものは小さい方の朝食だったけれど(「大きなブレックファスト」は5.35ポンド)、ハッシュブラウンが2つのっかっていて得をした気分になった。ベーコン2枚もリーズナブル。ベイクドビーンズもたっぷりで、小さなソーセージまで含まれているこのイングリッシュブレックファストは大ヒットだ。

 

ベジタリアン/ヴィーガン用も、クォーンなどの代替アイテムを使っているものや、その他のオプションがいくつかあって色々な人に対応しているようだ。マフィンを使った朝食オプションも多いので、マクドナルドの朝食ファンは要チェック。

店には専用のWi-Fiがないので「_The Cloud」のWi-Fiネットワークを使うように誘導される。僕はセキュリティの専門家ではないけれど、あまり安全でないネットワークに思えるので、自分の携帯をホットスポットとして使うことにした。

他の多くのウェザースプーンと同様、ここも大きな建物を利用したスペースだ。日中をゆったり過ごすのには最適の場所だと言える。数時間滞在し、ラップトップで仕事をするのはとても快適だった。 Wi-Fiの状況は万全ではないし、電源ソケットの数も少ないようだが、スペースの広さを考えると午前中を過ごすにはなかなか良い。

オリジナルの英語投稿はこちらで ↓↓↓
https://not-just-sushi.co.uk/wp/breakfast-at-the-mossy-well-muswell-hill/

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ロンドン郊外出身のイギリス人。JETプログラムで日本へ行って以来の日本通。ブライトン経由、ロンドンにて長年に渡ってITキャリアを積む。現在は動画制作などの分野で新キャリアを構築中。日本語はかなりのレベル。趣味はバリトンのヴォーカルを生かしブルガリア音楽グループで歌うこと。

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