TAMP Coffee & Tapas タンプ・コーヒー&タパス
南西部の高級住宅街Chiswickエリアで絶大なる支持を得ているお洒落なスパニッシュ&アルゼンチン・タパスとこだわりコーヒーの店。こう聞くだけで、ちょっと興味をそそられるでしょう? 雨ふりの週末午前。人通りもまばら、他のお店にはお客さんがちらほらと入っているだけなのに、ここだけご近所の人達で混み混みにごったがえしているのです。ふらりと足を踏み入れると、その魔力にとらわれて、もう逃れられません ^^ 2014年のオープンですが、すでにエリアに欠かせない存在となっているようです。
Turnham Green駅を出てChiswick High Roadまで歩けば、お店はすぐそこ。かの有名なモダン・フレンチ、La Trompetteの隣に小さなお店を構えています。アルゼンチンにツールを持つコーヒー・バリスタのオーナー、ドリアンさんの情熱が見事に反映されている当店のコンセプトは、アルゼンチンとスペインの食文化。カウンターには数種類のスパニッシュ・トルティーヤや生ハムをはさんだクロワッサン・サンド、そしてミニ・コーニッシュ・パスティーとも見紛うような上手に焼けたアルゼンチンのストリート・スナック、エンパナーダといった食事系スナックが並び、見るからに美味しそうです。
エンパナーダは5種類。ビーフ、チキン、チョリソー、フェタ&ほうれん草、そしてケール&スクアッシュだったと記憶してます。よく南米系のカフェに行くとエンパナーダを置いているのですが、これまで接したのは揚げてあるタイプが多く、こんなふうにオーブンで焼いてあるタイプはあまり見かけなかったので嬉しくなりました。揚げるのは「フリータ」で、焼くタイプは「アル・オルノ」と言うそうです ^^ 一つ、ケール&スクアッシュを持ち帰りにしてみたのですが・・・これが旨い!! ベジタリアンとあなどるなかれ。しっかりと繊細な味つけされていて、パスティー部分も美味。「ちょっと小腹がすいたけれど、甘いものは食べたくない」というときに、まさにぴったりのスナックです。
さて、この日は軽いブランチにスイート・ポテトとほうれん草のトルティーヤを注文。見事なレイヤーの美しい出来映えで、こちらもしっかりと味が付いています。ギリギリしょっぱいと美味しいの中間くらいで、私はかろうじて美味しいサイドのまま完食しましたけれど ^^; 少し塩がキツいと思われる方もいるかもしれません。
オーナー氏自ら淹れてくれるコーヒーは、ブリストルにある「Extract」コーヒー焙煎所から仕入れているとかで、シングル・オリジンの豆を使っているところに大きなこだわりがあるようです。南米産のものが多く、現在はコロンビアの豆。コーヒーのお味? はい、とても美味しかったです ^^ リッチで力強いフレーバーの中に、酸味も少し。でも気になるほどではありません。最近はあまりカプチーノは飲まないのですけど、こういったこだわりの店ではストロングなことが多いので勘を働かせてミルク入りにしてみたのですが、正解でした。ミルクもオーガニックで安心です♪
ご近所なら通いたいお店です♡
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