ユニークなキャラクター・カフェとして密かな人気を誇るスクーターカフェは、ウォータールー駅からほど近い、下町情緒あふれるLower Marshに面しています。
その名の通り、デザイン王国イタリアが誇る個性あふれるスクーター・ブランド、ベスパ大好きのニュージーランド人オーナーによって始められたカフェで、昔はスクーターを修理するガレージだったとか。店の外には旧式ベスパが止められ、ショーウィンドーにもベスパが飾られているという筋金入り。店内の至るところに飾られたベスパ関連のグッズや記事にも興味をそそられます。
イタリア旅行に明け暮れたイタリア好きオーナーのコレクション対象となったものがもう一つ。そう、エスプレッソ・マシンです。カウンター奥の棚にはたくさんの古いコーヒー器具が飾られ、現在使われているマシンもレバー式の1957年ヴィンテージというこだわりよう。じっくり時間をかけて丁寧に淹れてくれるコーヒーのリッチな味わいにはファンも多く、イタリアン・コーヒーの真髄が感じられます☆
夕方になると昼間とは違う若い客層で活気づき、バーに早変わり。ヴィンテージ家具やレトロなデコレーションとあいまって50年代で時が止まったような不思議な錯覚に陥りそう。映画「ローマの休日」でベスパに乗ってローマ中を走り回ったヘプバーンとペックのように、楽しい時間を過ごせるとっておきのカフェです♪ ちなみに食事はないので食べ物は持ち込みOK(ケーキ類以外)という珍しい当店。ただし持ち込んだ食べ物の後始末をしっかりと!