Pastaio パスタイオ
今週はハーフ・タームですね〜。日本にお住いの皆さんは、「Half term」って聞きなれない言葉ですよね。これは学童たちが喜ぶ、学期と学期の間にある1週間のお休みのことなのです。日本は春・夏・冬休みのみですが、英国の子どもたちはそれにプラスして、数週間のエキストラ休暇があるってこと。本当に羨ましい限りです。
ハーフ・ターム休暇の期間中は、街中はいつもよりも混雑します。子どもたちを楽しませるために大人たちはミュージアムやその他のエンターテインメントに連れていくので、施設も大混雑。この期間は飲食店も混み合うはずです^^
そこで今日は、ロンドン中心部で手軽に子どもと食事ができる最高のレストランをご紹介しましょう♪ だって、お子さんはパスタが大好きでしょう? それが手打ちパスタならなおさら。キッズ・メニューを用意しているそうなので、ぜひぜひ立ち寄ってみてください。
場所はオックスフォード・ストリートから歩いてすぐ、カーナビー・エリア。超便利ロケーションですね♪
ロンドンは今、どこを向いてもフレッシュな手打ちパスタ屋さん花盛りなのですが、このお店もそんなトレンディ店の一つ。お店の名前はPastaio / パスタイオ。
パスタイオって、なんとなく日本語っぽい響きですよね。イタリア語でパスタ職人っていう意味なのだそうです。それじゃピザ職人は?と思って調べてみたら「ピッツァイオーロ」でした。やはり「イオ」が入ってますな。でもどうして「ピッツァイオ」ではないのでしょうか。そしてなぜパスタ職人は「パスタイオーロ」ではないのでしょうか。男性名詞とか女性名詞とか関係ありそうですが・・・謎は深まるばかりです。
ということはさておき!
パスタイオでは、本当に全てのパスタを手打ちしているそうです。生パスタの美味しさを、存分に味わえます! この日は軽くサクッとパスタ・ランチを楽しみました^^
私たちがいただいたのは、ヴィーガンに優しいアーティチョークのパスタと、日本人の味方、ボンゴレ! 両方とも美味しかったですが、特にボンゴレはカラスミも散らしてあり、濃厚なアサリ出汁と手打ち麺がよく絡まり、期待通りでした。願わくば、アサリの量がもう少し多ければもっと言うことなし、なのですが^^
ちなみにキッズ・メニューは、3種から選べるパスタ半量+野菜ボウル+アイスクリーム1スクープでたった6ポンド! 親としては助かりますね^^ ボロネーゼ、カルボナーラやリガトーニのトマトソースなど、キッズが大好きなメニューです♡ 12歳までのお子さん用〜。
パスタイオは、リバー・カフェ出身のシェフでレストラン事業家のスティーヴィー・パールさんが手がけるお店で、2017年創業。スティーヴィーさんはその昔、西ロンドンで「JOY」という名前の食の総合マーケットを主宰されていて、最盛期は当時絶大な人気を誇ったレストラン、The Dock Kitchenも運営されてました。私もJOYは大好きでたまに西まで遠征していました^^ JOYはパンデミック期までありましたが、やはり賃貸問題とかでなくなってしまったような・・・
知らなかったのですが、クラーケンウェルにあったPalatinoというカジュアルなイタリア料理レストランもスティーヴィーさんが運営されてたんですね。こちらは味が良くて、私も大好きでした! その他も複数のレストランを手がけていたスティーヴィーさん、現在はパスタイオの2店舗目を考えているそうです。
そういえばイズリントンにあった素晴らしいSardineにも関係されていたとウェブサイトに書いてあります。あの素晴らしいシェフは今、どこで何をしているのでしょうか・・・調べてみると、SohoのNoble Rotのヘッドシェフになられているようです 🙂 行ってみなくちゃ。
というわけでロンドンのベテラン・レストラン事業家であり、業界でも尊敬されているスティーヴィーさんのパスタイオ。本当に使えるロケーションにある、手軽に立ち寄れるお店です。私も他の手打ちパスタを試したくなってきたなぁ^^
その他にも、ロンドン市内にいくつも支店のあるRosa’s Thai、ハックニーにあるうどんのKoya Koでもキッズ・メニューを取り扱い中! ご参考になさってください。
ハーフ・ターム、楽しみましょう♪