Milk Beach Soho ミルク・ビーチ ソーホー店
先日、ロンドン在住の岡山県人で集まり、楽しい岡山弁のひと時を過ごしました(笑)。その会場となったのがこちら、SohoはGreek Streetの静かなミューズに新しく誕生しているオージー・レストラン、Milk Beachです。
オーストラリアの食文化はロンドンでは大人気で、特にアボカドやトウモロコシなどを取り入れたカラフルなブランチ・メニューが定番。先日ご紹介したQueens ParkにあるMilk Beachのオリジナル店は、その爽やかなパステル・カラーからもオーストラリアの海風を感じるようでした^^
2軒目となるこちらのSoho店は、ビーチ・テーマはそのままに、ごく最近の再開発であるオフィス・ビル、Ilona Rose Houseの1階というユニークなロケーションで、またもや新たな個性を発揮しております。
このJames Courtは昨年オープンした新顔。アート・ギャラリー「Soho Revue」や、ワーナー・ブラザーズの英国最大のポスト・プロダクション・スタジオ「De Lane Lea」なども入居し、なかなか華やか。旬のバーやレストランも並び、かつてSohoがメディア・ハブだった時代を彷彿させるグラマラスなヴァイブを放っています。
さて、ミルク・ビーチが入居しているのはちょうどワーナーの隣で、とてもコンテンポラリーなビルの中。半円形にカーブした垂直デザインの窓面、アラブ風のアーチ型ファサードなどが特徴。外から中の様子を伺えるのがいいですね^^
オフィスや住居に囲まれたミルク・ビーチ。朝8時から夜までノンストップで営業し、ビーチをテーマにしたリラックス・ムードのインテリアが、周辺で活動する人たちをオアシスのように迎えています^^ 17:30-18:30までプレシアター・メニューがあり、2コース28ポンドと微妙にお得。私たちは人数が多かったのでプレシアターとアラカルトをミックスして注文しました。
和食をはじめアジアの要素を取り入れた豪日フュージョンといった感じの料理を作っているのは、ストラットフォード・ホテルやサヴォイ・グリルなどのキッチンで腕を磨いたジョッシュ・ディーコンさん。多国籍な要素に、ロンドンらしさを感じます。
プレシアターの前菜にはイワシの酢漬け、牛肉の醤油グリル、ギリシャ風サラダが、主菜にはチキン・カツ、白味魚のタイ風カレー、ピリ辛茄子などがありました。カレーの塩気が少し足りなかった他は、全てバランス良好で美味。中でもビーフは炭火で香ばしく調理され、ナムル風のサラダを添えるとさらに美味しさアップ♪
アラカルトとして海老ゴマ・トースト、キャベツのグラタン、巨大なチキン焼き鳥を。いずれも美味しかったですが、特に海老ゴマ・トーストが絶品! おすすめです♪
デザートで外せないのはオージー・デザートのラミントン。でも! 全く異なるドーム型で登場し、テーブルを沸かせました^^
中はスポンジ、チェリー・ジャム、チョコレート・セミフレド。外側がココナッツ・クリームとチョコレート・ダスト。すごく手が込んでいる上に美しい整形で味も大変美味しかったです♡
こちらはセミフレドとハニーコム。美味しかったのですがシンプルすぎてラミントンには敵いません><
Sohoのど真ん中に出現したオージー・オアシス、Milk Beach。近隣のメディア・ピープルもきっとランチや仕事帰りの一杯で利用するのでしょう。ブランチも美味しいのでチャンスあればぜひ。 席数が多いので予約なしでも今のところ入れると思います。