Toklas トクラス
昨年からプロのシェフ御用達の料理雑誌、「料理王国」ウェブ版にて、私が良いと思うロンドンのレストランや興味深い食動向について日本の皆さんにご紹介させていただいています。自分でもピチピチしながら取材させてもらっていますw
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https://cuisine-kingdom.com/category/newsandreports/worldnews/london/
最近はウェブ・サーフィンでお店を見つけることも多いのですが、やはり自分の足で散策中に発見し、実際に試して素晴らしい店だとわかった時の嬉しさは格別。そして今年に入っての大発見が、本日ご紹介するToklasでした。
この時期、ぜひゲットしたいテラス席♪ ご心配なく。ちゃんと庇もありますよ^^
Toklasは、コベント・ガーデンのストランド・エリアにある「隠れ家」とも言えるレストランです。170名が着席できる、その規模にもかかわらず！
今年初めに新年会でお邪魔し、その素晴らしさについて「料理王国」さんでご紹介しました。記事を読んだ友人が「ぜひ行きたい！」いうことで再訪♪ そのときはまだテラス席は少し寒かったのですが、6月に入り、ロンドンはこの春の湿っぽさを吹き飛ばすようなお天気続き♡ ぜひぜひ皆さんにも訪れていただきたいと思って、あぶそる〜とロンドンで再訪レビューです^^
今、なぜトクラス / Toklasなのか。理由は「春夏に似合う地中海風の美食」そして「テラス・ロケーション」にあります。
どうして「隠れ家的」なのかというと、大通りから離れたとっても静かな通りに面しているから。文字通り「ロンドン中心部とは思えない」穏やかな環境です。しかもレストランは2階レベルに位置しており、外から専用の階段を上がっていくと、眺めのいい素敵なテラス席が目に飛び込んできます♪
そのビルはロンドン発の世界的な現代アート誌「Frieze」のオフィス・ビルなんです。そしてオーナーさんが何を隠そうFriezeの創業デュオ♡ どおりで！ ミニマルで大変センスの良いインテリアなのですね。
そして昨年5月からヘッドシェフとして登板しているのが、我らが日本人、古橋洋平さん♡ 古橋さんはハマースミスにある伝説のイタリア料理店「The River Café」を皮切りに数々のレストランで腕をふるってきたロンドンのトップ・シェフのお一人です。古橋さんについて、またトクラスの名前の由来などについては、ぜひ「料理王国」の記事をお読みになってくださいね。
今回も、たっぷりと地中海地方の陽光を感じられるお料理の数々を堪能させていただきました♪
これぞ地中海地方の定番品、イワシのマリネ（ボケロネス）。新鮮なイワシがヨーロッパ産のキンカンとベストマッチ！ 大変美味しいです♡
カニ肉＆フェンネル＋ブラウン・バター。これだけで大満足♡
アーティチョークを素揚げにしたローマの郷土料理「ユダヤ風アーティチョーク」（左）は必ず食べて欲しい！
トスカーナ地方の名産、Paglia e Fieno（パリア・エ・フィエーノ）と呼ばれる2色のパスタ。パンチェッタとグリンピースで春を演出 ♡
ダイニングの奥に厨房が見えています。ここに古橋さんがいらっしゃいます。
ホロホロ鳥のグリル！ 松の実とゴールデン・レーズンという大人の組み合わせ。素晴らしいメイン料理。
古橋さんのお料理は、シンプルで佇まいが端麗、味の調和が美しく大変美味。さっぱりしているのかと思いきや、意外とフレーバー・リッチで満足度がとても高いのです。そして日本人シェフならではだと思うのですが、魚介料理は新鮮で、全幅の信頼を寄せられます！
左はビワとアーモンドのタルト！ 絶品！ ビワをこんな形で使うなんて古橋さんならではと思うのは私だけ？ 右はチェリーとコーヒーのアイスクリーム。フレーバーが際立ちます♡
今日のロンドンは、最高気温30度ですよ〜！ 中心部で気持ちの良いテラス席をお探しなら、ぜひトクラス へ♡ 美味しいお料理とワインを堪能しつつ、イギリスの夏を謳歌してください♪
併設のトクラス・ベーカリーもオススメです！
公式インスタから拝借。ここのチップスは絶品らしいです。
