健康オタクも大満足☆「ワイルド」が効いてるヴィクトリアの救世主

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夏至ですね! 30度超えの週末となっているロンドンから、テラスの陽光を感じたい気持ちの良いレストランのご紹介。(とはいえ写真は3月訪問時のものなので、ちょっと早春な香りがしますが^^; )今の季節、このスペースは本当に輝いていると思います。

ロケーションはヴィクトリア駅裏手のEccleston Yards。この一体はかつてバッキンガム宮殿にエネルギーを供給していた発電所や石炭倉庫のあった場所なのですって。そこを再開発し、レストランやカフェ、ウェルネス系の施設が集まるコミュニティー広場を創り上げました。その一画に2019年、「Wild By Tart」という名のレストランがオープン。この広場で最も広い面積を誇る人気店だと思います。

エクレストン・ヤードの入り口が右手に見えます。

駅から歩いてくると、このウォールアートに出会う。

ナチュラル系のブランディングです。

ちょっと早春っぽい雰囲気ですが・・・^^;

中に入ると、この空間! 天井がガラス張り。 太陽の光が降り注げば、そこはもうオアシスですね。実際、レストラン内にはたくさんの観葉植物が置かれていて、とても気持ちの良い空気が流れています。

開放感のある空間♡ 手前がバーになっています。

たくさんの光を採り入れるでデザイン

空間デザインにせよ、メニューにせよ、少しフェミニンな雰囲気が漂っているのは、創業者が女性デュオだからかも。ケータリング会社「Tart London」を成功させていたジェマイマ・ジョーンズさんと、ルーシー・カー=エリソンさんのお二人が、自分たちが思い描くままの夢の空間を作り上げたそうです。
メニューを見ると野菜料理が多く、いかにも健康に気を遣う都会の女性が好みそうなものばかり。食材は最後まで使う、プラスチックゴミを出さない、リサイクルを徹底するなど、このお店の理念である「持続可能性」や「環境への配慮」がすみずみまで行き渡った優良店。
かといって肉や魚がおろそかになっているかというと、そうではない。英国内の動物福祉が行き届いた農場から取り寄せた、健康で幸せな牛や豚のお肉をいただくことができます。ちなみに「ワイルド・バイ・タルト」の「ワイルド」は、自然の力のことを表現しているのだとか^^

ビーツのディップ! もう少し固さがほしかった^^ とてもヘルシーな感じです。

これは正解! ポテトとチーズは鉄板ですね^^ 薪グリルのフラットブレッドは美味しい。

右はバー・エリアのソファ。くつろげそう♡

お料理のジャンルは、地中海料理でしょうか。ビーツのディップ、ホイップしたフェタチーズとハチミツ、薪で焼くフラットブレッド、ニンジンの中東風、チキン、鹿肉、豚肉・・・多くが現代のグルメ・ロンドナーたちに人気の中東風ヘルシー仕立て。

お味のほうは・・・全てのお皿が満点とはいかなかったのですが・・・私たちが頼んだ中では、味わい深いピンクファー・ポテトのふかふかフラットブレッド、ベイビー・オニオンやサルシファイと一緒に柔らかくグリルされたチキンが印象に残りました♪  ニンジンの中東風は、ニンジンがもう少し柔らかいほうが好みだったかな。

こちらは中東風のニンジン。しかしデザートの写真がない!(驚) 1品いただいたのですが、整理しているときになくなってしまったのかも!?  好評のスイーツもぜひ。

広々としているので、予約なしでも週前半であればおそらく座れるはず。月曜日も夕方からオープンしているのは、今のロンドンではかなり助かりますし!

目の前の植物に癒されます♡

グリル用の薪がいっぱい!

Wild By Tart では料理クラスなどを開催できるイベント・スペースを設けているほか、ほっこりするようなライフスタイル雑貨を取り扱う一角もあり、雑貨好きにも楽しめるお店。

ヴィクトリア駅から歩いて5分くらいなので、ぜひお時間あるときにのぞいてみてください♪

3-4 Eccleston Yards, London SW1W 9AZ

店名Wild By Tart
最寄り駅Victoria
住所3-4 Eccleston Yards, London SW1W 9AZ
電話番号020 3848 6240
営業時間月 17:30 – 22:00 火〜金 12:00 – 15:00 / 17:30 - 22:00 土 12:00 – 15:00 / 18:00 -22:00 日 12:00 -15:00(平日もバーはランチ後も通しで営業)
URLhttps://www.wildbytart.com
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス。2014年にイギリス情報ウェブマガジン「あぶそる~とロンドン」を創設。食をはじめ英国の文化について各種媒体に寄稿中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。カルチャー講座の講師、ラジオ・テレビ出演なども経験。これまで1700軒以上のロンドンの飲食店をレビュー。英国の外食文化について造詣が深く、近年は企業アドバイザーも請け負っている。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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