ホッパーとは・・・スリランカや南インドで食べられているストリート・フードで、米粉をココナッツミルクで練り、丸みを帯びた専用鍋で丸く成形して焼くクレープのような料理(完全なグルテン・フリー料理ですね ^^)。最近、ロンドンではフード・マーケットのストールなどで見かけるようになった新参スナックですが、ホッパーを売りにした新しいスリランカ料理の店が、2週間ほど前にSOHOに登場しました。
今年春に閉店したうどん屋Koyaの後に入ったとっても小さな店なんですけど、なんと今、インド料理としては突出した人気を誇るメイフェアの高級レストランGymkhanaや、マリルボーンのこれまた人気のインディアンTrishnaといったミシュラン星付きレストランを成功させているファミリーがオープンした要注目の新規店なのです。どおりでオープンしてまもないのに、平日ランチでも満員御礼、どんどんお客さんが入れ替わる人気ぶりも納得です ^^(ウォークインのみ)。
メニューはウワサのホッパー、それからドーサ、ロティなどに、各種カレーを組み合わせるのが主立ったメニューで、その他、セイロン風ロースト・チキン、バッファロー・ビリアニ+ダック・エッグ・カレー、ラム・コットゥ・ロティなど、スリランカやインド南部のタミル・ナードゥ州のスペシャリティなどを用意しています。お隣さんがチキンを食していたのですが、かなりのボリュームで焼き具合も素敵で美味しそうでした ^^
炭水化物+カレーの組み合わせには、ぜひ3種の薬味(1ポンド)を付け合わせにどうぞ。サイドに「Gotukola Sambol」(グリーンのサラダ)、「Drumstick Sambhar」(豆のカレー)を付けるともっとバランスがよくなるかも。
上の写真の左上は、ホッパーに半熟卵をのせたエッグ・ホッパー。ホッパーはスリランカでは朝ごはんとして家庭で食べられることが多いものだそうです。器状になっている外側はパリっとしていてココナッツの風味がほのかに香り、とてもヘルシーな料理だなと感じました。右はギーをたっぷり練り込んだパラーター。ホッパーが物足りなくて思わず注文してしまいました(笑)。
お盆に載っている上の料理で大体15ポンドくらい。インドのタリのような食べ方もOK、何人かでシェアするとバラエティに富んだスリランカの味を堪能できそう。ちなみにカレーは鯖のカレー。ソースの濃さはちょうどよく深みがあり、丁寧に作られている印象で美味しかったです。ふらっと一人で入っても、大勢でシェアしても、どちらでも。何を選んでも、お味のほうは間違いなさそう♪
ちなみにオーナーの若い男性が自らサーブしたり料理の説明をしたりしてくれるんですが、彼は元弁護士で東京で半年働いたことがあるとかで、いかに日本好きかを力説してくれました ^^ サービスは素晴らしくよいと思います。
2件のコメント
MARIKOさん☆外側がパリっとしてて、小麦粉由来じゃなくて、本当にアジアのストリートフードという印象でした ^^ 軽すぎて私にはちょっと物足りない感じがしたけど、ダイエット向き!!!(笑)
あ~ホッパーがロンドンで食べられるんですね~☆スリランカに行った時おいしくてはまったんです~。ホッパーのミックス粉を買ってきておうちで作ってたけれど、あの形じゃないとやっぱりつまらない(笑)