Oklava オクラヴァ(閉業)
昨年秋ショーディッチに鳴り物入りで登場した女性シェフが活躍するモダン・ターキッシュ・バー。ここはロンドンのグルメ・シーンを牽引する数々のレストランで経験を積んだ実力派チームが創り上げた店だけに、オープン当初から大きな注目を集めていたことは驚くにあたりません。
ヘッド・シェフは、ロンドンにおけるフュージョン・フード・シーンの立役者であるニュージーランド人シェフ、ピーター・ゴードンさん率いるレストランで経験を積んだ才能あふれる女性シェフ、セリン・キアジムさん。いまは無きKopapaでヘッド・シェフを務めたこともあるセリンさんが作るのは、自身のルーツであるトルコ/キプロス料理を極限までモダナイズし、かつ大変味よく仕上げた中東コンテンポラリーです。トルコ風ピザのピデや伝統のグリル料理も半端なくフュージョン化され、小気味よささえ感じるほど ^^
ズッキーニのふわふわフリット、ナスのサラダ(Imam Bayildi)、スパイシー・カリフラワーのグリル・サラダなど、野菜料理は言わずもがなの仕上がり。ピデ・メニューから選んだタコとリコッタのピデはこれまで食べたことのないエキゾチックな美味しさで、さらに甘酸っぱくピクルスした野菜入りのフレッシュ・サラダまで付いてきて幸せな一品でした♪
デザートにはヨーグルトとハチミツのアイスに洋なしのソテーや栗の揚げ団子、栗のペースト、洋なしのシャーベットなどが組み合わされたコンプリケーティッド&デリシャスな一品を試し、口福でした☆ シェフの力量に素直に脱帽。
オープン・キッチンのとても小さな店はショーディッチらしい客層で賑わっていました。席数が限られているので週前半でも予約は必須。ウォークインでも運が良ければカウンターに座れるかも〜♪ 週末はトルコの朝ご飯をイメージしたブランチ・メニューがあるみたいです。
【2016年7月再訪記録】