Sikumen Shepherd’s Bush シクメン・シェファーズ・ブッシュ
「シクメン」と聞いて、「イケメン」とか「イクメン」とかを想像したのは、私だけではないはず(笑)。しかして本当の意味は「石の門」とのことで、租界時代の上海に多くみられた中西折衷のアーチ形石門のある建物にちなんだ名前なんだとか。イースト・ミート・ウェストという感じで、東西をつなぐお店、との心を込めているみたいです。西ロンドンはシェファーズ・ブッシュにある店は四つ星のDorset Hotel内にあり、アーチ形の門こそないものの、なんだかそんな雰囲気がただよう立派な造りなのです ^^
インテリアも高級感があるので、記念日の食事やビジネス会食などにも重宝しそうです。突き出しはキュウリの酢漬けで、そのスタイルはヤウアチャにそっくり。ロンドンでモダン高級中華のお手本と言えばハッカサンかヤウアチャでしょうから、2015年春オープンの新顔さんとしては賢明な模倣だと言えます。
この日はグループだったので、コース料理をいただきました。最初に出てきた海鮮点心・・・これが美味しい!! 丁寧に作られた自然派点心という印象で、魚介のジューシーな旨味がそれぞれの点心からじゅわりと・・・飲茶でまたぜひ戻ってきたいと思った次第です ^^
そして北京ダックが名物らしく出てきたのですが・・・これもとっても魅力的なプレゼンテーションでよかったのですが、断然アロマティック・ダック派の私としては皮の脂っぽさが口に遭わなかったかな・・でも北京ダック好きな人達は美味しそうに食べていたので合格なのでしょう♪ そして!! ロブスター・ヌードルの登場〜!!
やはりロブスター・ヌードルはいいです。気分も口の中もゴージャスになり、目の保養にもなりますから ^^ ぷりぷりのロブスターの身も、ヌードルへのロブスター出汁の染み具合も、すべて完璧な逸品。美味しゅうございました。そして締めには麻婆豆腐、台湾名物の「三杯雞」(サンペイ・チキン)などを美味しくいただき、満腹満足な夜となりました。
シェファーズ・ブッシュ界隈ってこれといった店がなくてあまり足を運ばないエリアですが、このシクメンはなかなかのヒット。ウェストフィールズの目と鼻の先なのでショッピングの前後に、というのが正しい使い方なのかも。点心を食べにまた近々行きたいです♪ イーリングにも支店あり。