古くはHoney & Co、そして一気にエルサレム飯の地位を向上させた中華街のPalomarを皮切りに、今いちばんホットなコベント・ガーデンのBarbary、そして同じく新しめのFoley’sなどなど、ロンドンにオープンするエルサレム料理のレベルの高さには目を見張るものがありますが、またまたSOHOに一軒、新しい店が登場しました。
こちらはパレスチナ生まれの女性事業家がオープンしたエルサレム・キッチン、ストリート・フード編☆ 確かに店構えはカジュアルなのですが、インテリアはカジュアルとレストランの中間みたいな感じで軽いランチで立ち寄ってもよし、中途半端な時間に小腹を満たすためにポップインしてもよし、ディナーでゆっくりもできるという多目的オールデー・オープン・スペースとなっています。
この日はディナーでゆっくり目にスタート ^^ スターターにはサイド・ディッシュからファヴァ・ビーンズの煮込み、エルサレム風のミックス・サラダ「ファトゥーシュ・サラダ」、スターター・メニューからエルサレム風のファラフェルなどを注文。そしてパレスチナ風ピザのマナキシュ・メニューからはザタールのトッピングを。
どれもそこそこ美味しかったです ^^ また食べたいと思ったのは、ファラフェル、そしてファトゥーシュ・サラダに添えられていたフラットブレッド。シンプルなザタール(中東のハーブ・スパイス)のマナキシュは・・・ザタールの量が多すぎw このフラットブレッドはアラブの伝統的なパンだと思うのですが、こんなに大量のザタールを載せているのは見たことありませんw これはザタールをペースト状にして載せて焼いているのだと思うのですが、それにしても口の中でモサモサして好みが分かれるところだと思いました。
メインにはパレスチナ風のラム肉入り炊き込みご飯「Lamb Makloubeh / ラム・マクルーバ」と、シーフードのグリルを。
同席していた人達の間で、このマクルーバの評判はよかったです。炊き込みご飯とアーモンドやそら豆などの食感コンビが新鮮だったからだと思います。シーフードも普通に美味しい感じで・・・ただ個人的にはどちらも「格別に旨い!」というお味ではなかったように思うのですが、他にもいっぱいメニューがあるので、次回はもっと別のものも試してみたいです ^^ (ちなみにシーフード・グリルはもうメニューにないみたいです)
デザートも充実していて、中東らしい選択肢がたくさん。定番伸びるチーズのキュネフェ、ミルクプリンやセモリナ・ケーキ、バクラヴァなど、締めに少しだけ食べたい甘いものがいいですよね。
ここでは珍しいエルサレムのストリート・スナックを、軽いランチやおやつにいただく、という使い方が正解のような気がしました ^^