Bubala ブバラ
2019年夏にオープンして以来、すぐにロンドンの最高峰ベジタリアンの地位に躍り出たBubala。スピタルフィールズ・マーケットからもすぐそばで、ショーディッチでの最先端ショッピングのついでに、ふらりと立ち寄れる好立地にあります^^ (その昔、Gul & Sepoyという名前のモダン・インディアンがあったところです〜)
オープンと同時に話題になったのには理由があります。まずオーナーが大人気カジュアル中東レストラン「Berber & Q」でジェネラル・マネージャーを務めた男性であること、そしてヘッド・シェフを務めるのがPalomar、Barbary、Good Eggといったロンドンでもそうそうたる中東・ユダヤ系の人気レストランで腕をふるってきた女性シェフであること。このコンビが最強。すぐに各紙から高評価を得て、Sohoにもうすぐ2号店を出す予定なのだとか。パンデミックをものともしない勢いは、本当に頼もしい限りです^^
私が訪れたのは平日のランチタイム。平日ランチでしかいただけない一人25ポンドのメゼ風のセット・メニューをいただいてみました♪(2名〜注文可)
少しずつの量なのかと思いきや、まず登場したフモス+焦がしバターと、ラブネ(ギリシャ風ヨーグルト)+コンフィ・ガーリックの量がショッキング! イラク風のフラット・ブレッドも炭火で香ばしくグリルしてあり、これだけでもうお腹いっぱいになりそうw
お味の方は繊細かつ濃厚そのもの。食材が持つパワーを余すところなく身体に取り入れてもらいたいというシェフの思いが、そこに反映されているかのようです。お口の中がリッチになってきたら、こちらのサラダで中和。ピンクがみずみずしいカステルフランコ・レタスと洋梨、キクイモというユニークな組み合わせのシャキっとサラダを、柚子胡椒味噌ドレッシングでいただきます♪
お次は炭火焼きのマッシュルーム! 和風の甘辛しょうゆダレでいただく贅沢♡ まさに焼き鳥のそれ^^ ボリュームもたっぷりで大満足の一品でした(ご飯が欲しくなる)。家でも真似できるかな?
お次はシェフのお気に入りだという熱々ハルミ・チーズのブラックシード・ハニーがけ。ほのかな酸味と旨味。2人で写真を撮りまくって冷めてしまいましたがw 皆さんはぜひ熱いうちに召し上がれ♪
締めはタヒーニ入りグリーン・ファラフェルと、美しい佇まいのコンフィ・ポテトで。いく層にもなったコンフィ・ポテトはロンドンでもよく見かけるようになったレストランらしい一品ですが、たまに見掛け倒しのものもある中で、このお店のものはトップ3に入る美味しさでした。締めを飾るにふさわしい一品。
さて、全てのコースを終えて満腹満足になったものの、デザート・メニューは念のためチェックw そこで見つけてしまったタヒーニ+デーツ+タンジェリンのアイスクリームを迷わずシェア♡
これはヒット! やはり中東ご飯は奥が深く、組み合わせが多彩で驚かされることしばしばです。料理好きとしては勉強になるし、あれもこれもと試してみたくなる味のコンビネーションばかり。世の中の料理は現代の人に合わせてどんどんフュージョン化しているし、ロンドンではどんなレストランに行っても、もはや真に「正統な」料理に出会うことが難しくなっていますよね。世界は融合し、狭くなってきているようです。
ちなみにBubalaとは、イディッシュ語(東欧系ユダヤの人々の言葉)で「かわいい人」という意味なのだとか。スイートですよね^^
次回はアラカルト・メニューで試してみたいと思います〜。
2件のコメント
真理子さ〜ん!!^^ ロンドン戻って来たとき一緒に行こう♡♡♡もうすぐ♡♡♡
あ~~まゆさん!今こういうの欲してます、気軽に入れるけれど、でも自分で作るようななんちゃってじゃなくてちゃんとしたものを食べさせてくれるお店。連れていって~(涙)