北ロンドンの高級住宅街マズウェル・ヒルの中心部にある「The John Baird」というパブに併設されている家族経営のタイ料理レストラン。
「なんだタイ・パブか」と軽く見るなかれ。西の「Churchill Arms」や東の「Charlie Wright’s」の例でもお分かりのように、パブに併設されているタイ・レストランはあなどれないクオリティと手頃なお値段を兼ね備えた良質外食オプションとなり得るのです。当店の場合、内装もきちんとしたレストランの体裁が整っているので、家族全員でリーズナブルな外食ナイトを楽しむのに最適であること、何よりローカルだけでなく近隣エリアからもお客さんを引き寄せる味のよさに定評があります。
定番のグリーン・カレーやレッド・カレーは辛過ぎないカレー・ソースでご飯が進み、魚介のサラダやパッド・タイなども丁寧な盛りつけが好印象。炒め物メニューは「スパイシー」か「ノン・スパイシー」か分かるようになっているので、辛いものが苦手なお子さんと一緒でも問題なく注文できます。
炒飯にこだわりのある方は、ぜひここのスペシャル・フライド・ライスを頼んでみて。パイナップル・ピースを入れることで甘味を添えた肉やエビ、野菜入りの炒飯をオムライスのように卵でくるんだ当店のスペシャルです。バーとレストラン部分は完全に分かれていますが、バー・エリアでも食事ができるので、かしこまったレストランでの食事に気が進まない場合、またサッカーの試合を観ながら食事をしたい! という場合にぴったり。本格的なカスク・エールを数多く揃えるパブでの食事を楽しんでください。