白熱のウィンブルドン・テニス! 観ているほうだって知らぬ間に気疲れしちゃうものです。観戦(行列!?)の緊張をほぐすのにおすすめなのが、西側に広がる緑地の散策です☆
広大な緑地ウィンブルドン・コモンの南サイド、カニザロ・パークの端っこに静かに佇むフォックス&グレープスは、19世紀から宿屋(In)として、またウィンブルドンFCの前身だったフットボール・クラブの控え室として使われていた歴史ある木骨造りのパブ。のんびりとした田舎風の佇まいからはなかなか想像できないのですが、実はローカルたちの大きな支持を得ているガストロパブなのです!
2011年は、このパブにとって大きな転換点でした。メイフェアにあるミシュラン星付きレストラン「ハイビスカス」のチームを率いるフランス人セレブシェフ、クロード・ボッシさんがプロデュースを手がけ、話題沸騰。ポッシュなSW19エリア住民のお気に入りパブになりました。
その後マネージメントは変わったものの、ガストロパブ路線は健在。2013年にはワールド・ナンバーワンのNoma風のミニマル・スタイルを取り入れた料理に定評のあるヘッド・シェフを迎え、伝統のパブ料理に独自のスタイルを取り込み新スタイルを確立しています。
という歴史があり、ここのキッチン設備はミシュラン星付きレストラン並みを誇っているんですね。例えばグリルはジャスパー社製の炭火焼用オーブン・グリルを採用。クロード・ボッシさんの時代と変わらない英国内の選りすぐりの農場から取り寄せたサーロインやリブアイ、テンダーロイン・フィレなど、最高の素材があくまで柔らかくジューシーに調理されます。アイスクリームやシャーベットもPacojet社製の最新マシーンでシルキーな舌触りを実現しているのだそうです ^^
2015年7月12日までのウィンブルドン・テニス・トーナメント期間中は、3コース、シャンパン付き28ポンドの「Wimbledon Menu」を用意! 8名以上のグループさんは、ぜひ試してみてください☆