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今年も残すところあと2週間、ロンドンがまるで無人都市のようになってしーんと静まり返るクリスマスも、もう目の前ですね。 イギリス、というか欧米で「クリスマスといえば」なアイテムのひとつに、アドベント・カレンダーがありますよね。もともとはその名の通り、アドベント期間(キリストの降誕を待ち望む期間)を数えるためのものだったようですが、モダンワールドにおけるアドベント・カレンダーは12月1日から25日までとなっているのが通例で、毎日その日の日付の小窓を開けてクリスマスデーまでのカウン…
先日、封筒を300枚インターネットで購入いたしまして、デリバリーは特に急ぐことなく通常のものをお願いいたしました。 それなのになぜかすぐにメールが届きまして、翌日に配達してくださるというのです。 日本に住む友人によりますと、最近近隣に配送センターができたせいか、夜中の0時を過ぎて注文しても翌朝の9時前に配達してくれるというのです。あぁ恐ろしい。わたくしは古い世代の人間なのでしょうか、欲しいものがお店を訪ねて歩かなくてもインターネットで購入でき、それもとても安く手に入るというこ…
Chapter 5.8 『言い訳』をミニマイズ ミニマリズムを生活に取り込んでみて、個人的にとても大きかった変化があります。 それは、自分に対して「○○だからできない」という言い訳をしなくなったこと。 もちろん世間話として「いまちょっと立て込んでいて、ごめんね。」「貧乏で無理だわ〜」「えー、ムリムリ」といったフレーズを使う事はありますが、自分に対してはこんな風に思うようになりました。 「いま、優先ランキングが低いのです」 お誘いを断ってしまったのは、その時は仕事や創作、家…
Westerns Laundry ウェスタンズ・ランドリー いい具合にくたびれて見える倉庫風ビルの1階に位置する当店は、その昔、コインランドリー(近隣にある刑務所御用達の!)だったスペースをダイナミックに変貌させたシック・モダンな極上レストラン。高い天井ならではのインダストリアル・スタイルと、テーブルを彩る都会的センスのフラワーアレンジメント、アーシーな陶器との折衷主義が現代人の心を捉えます。 北ロンドンのホロウェイ・ロード駅から徒歩6、7分でしょうか。最寄駅はエミレーツ・…
みなさーん、こんにちは!あっという間にもうクリスマスが近づいて来ました。 クリスマスカードを送って、クリスマスショッピングをして、クリスマスツリー飾って。。。と大忙しの毎日!外は寒くて凍えそうな気温で、珍しく雪まで積もったロンドンですが、ホワイトクリスマスは期待できないらしい(残念)。家の中であったか〜くしてココアでも飲みながらインターネットしてる私の傍で、これまた、ぼんやりウトウトしているウチのわんこ、マヤ。「一体何を見てるん?もう“おもちゃ”はいらんからね。美味しいチキン…
Fox and Anchor ロンドン金融街シティや観光名所セント・ポール大聖堂や大英博物館、コヴェント・ガーデンにアクセス便利で、3つの地下鉄駅に至近という絶好の立地にあり、シティ・パブとして長年愛されて続けているFox and Anchorは、1898年にパブリックハウス(18世紀から19世紀頃発達した町中の便利な社交場”public house”、現在のパブの原型)として建築された。ヴィクトリア時代後期築の面影を残す建物正面が’’Grade II Listed’’ (建…
<Boiled fruit cake/ Yorkshire tea loaf/Yorkshire fruit cake ボイルドフルーツケーキ/ヨークシャーティーローフ/ヨークシャーフルーツケーキ> 「Boiled fruit cake(ボイルドフルーツケーキ)」~茹でケーキ?なんだかあまり美味しそうな響きではありませんが、これも実にイギリス的な例のドライフルーツぎっしりの「フルーツケーキ」の一種。「ボイルド」と言っても、いつぞやご紹介した昔のスポテッドディックのようにお湯に…
ランブルスコ。 美食エリアとして知られるイタリア・エミリア=ロマーニャ州とその周辺地域名産の、天然発泡ワイン。軽やかな微炭酸が生ハムやチーズの塩気と脂分を気持ちよく洗い流す、同地における日常ワインだ。 ロンドンではIn Parma by Food Rootsなどの専門レストランや本格ワイン・バーにはおいてあるはずだが、一般的なパブやバー、普通のイタリアン・レストランでも見かけることは少ないかもしれない。それだけ地方色の濃い飲み物なのだろう。 そのランブルスコを三世代に渡ってエ…