いよいよ工事の始まりです！
前回までに見て頂いた通り、デザイナーの仕事のうち80%は工事が始まる前に終わります。 イギリスでは施主がビルダーを直接雇用するケースがほとん…
Author クローデン葉子
クローデン葉子
建築インテリアデザイン事務所 Yoko Kloeden Design 経営。 大学卒業後、総合商社や電機メーカーで海外を飛び回るバリキャリ生活を10年した後、夫婦でロンドンに移住、在英8年。 長い海外出張生活で経験した個性のかけらもないアパートやホテル、味気ない空港ラウンジに、空間がいかに人間の心に影響を与えているかに気づく。ロンドン到着後、猫も杓子も家の改装をする文化に衝撃を受け、建築インテリアデザインを学校で学び直す。 ロンドン内のデザイン事務所で修業した後、独立。現在は、南西ロンドンのスタジオで主に個人住宅や商業施設の改装案件を手掛ける。| Instagram @yokokloedendesign | 個人ブログ：https://blog.ladolcevita.jp/
細部に宿る神をデザインする正念場
4. テクニカルデザイン デザイン・ディベロップメントのステージで決まったデザインを基にさらにビルダーへの入札仕様書やジョイナー（大工）への…
英インテリア誌の表紙を飾ったキッチンの裏側公開！
今年の冬は本当に長かったですが、ようやく本格的な春の到来ですね！ 冒頭から宣伝っぽくなり申し訳ないですが、先週からご紹介しております私の自宅…
イギリスの空間コンセプトはアラカルト式
2. コンセプトデザイン 今回からはいよいよデザインプロセスの中で一番楽しい部分に入ります。 連載第2回で「ヨーロッパ人はコンセプトが大好き…
すべての基となるデザイン・ブリーフ
1. 準備・デザインブリーフ 前回は建築プロジェクトの業務プロセスの概要と初回のクライアントのミーティングで戦略を決めるところまでご紹介しま…
建築プロジェクトにおける「柔道の型」とは？
この連載では、家を単なる箱ではなく「自分や家族の個性を現す自分の延長」または「自分の分身」と考えるイギリス人にならって、本当に自分にとって居…
クリエイターたちのロンドンの家 – 4
『クリエイターたちのロンドンの家』シリーズも今回が最終回です。 過去のシリーズを逃した方はこちら→（第1回、第2回、第3回） 最終回は暗くて…
クリエイターたちのロンドンの家 – 3
『クリエイターたちのロンドンの家』シリーズ、華やかな色のお祭りのような空間をつくりあげたPippa Small、廃材などサルベージ素材を活か…
クリエイターたちのロンドンの家 – 2
『クリエイターたちのロンドンの家』シリーズ第2回目は、イギリスでカルト的な人気のデザインスタジオRetrouviusのプロジェクトからです。…
クリエイターたちのロンドンの家 – 1
前回は著名インテリアデザイナーのお宅を取り上げた日英の雑誌記事を比較して、インテリアに対する日英のアプローチの違いを見てみました。 今回から…