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1 不変のソウル・フード

イギリスのソウル・フードと言えばフィッシュ&チップスを思い浮かべる人が多いと思うが、今も昔もイーストエンダーたちのソウル・フードと言えば、パイ&マッシュだ。 イギリス伝統料理の一つであるパイ料理は、レストラン、パブ、カフェなどで日本人の口に合うものをふつうに食べることができる。しかしKentish TownにあるCastle’s Pie & Mashで出しているような庶民のPie & Mashは、見た目や味を含めて日本人の想像をはるかに超えていると言わねばなる…

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2 生まれてきてくれてありがとう

『かみさまとのやくそく』というドキュメンタリー映画では、つい子どもたちが話す胎内記憶や生前記憶などに関心を奪われがちですが、根幹にあるテーマは「親子の絆」であり、「親子関係の癒し」ですよね。 百人いれば百通りの親子関係がありますが、それがどんな形であれ、そこには愛のエネルギーが必ず存在します。先日、バタシーのテムズ川沿いを散歩した際、よちよちと親ガモの後をついて歩く子ガモたちの愛らしい姿を見て、そんなふうに思いました。『かみさまとのやくそく』は、言わば両親へのエール、なんです…

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0 大成功!

5月4日に行われた『かみさまとのやくそく』上映会+稲葉俊郎先生講演会、無事、終了しました ^^ おかげさまで大変な好評のうちに幕を閉じることができました。ご来場いただきました皆様に、 運営メンバー一同より、この場を借りて厚くお礼申し上げます。 イベントのレポート、そして稲葉先生の講演内容のご紹介などは 後日させていただきますが、今日はお祝いのケーキをご紹介♪ 冒頭の写真は、『かみさまとのやくそく』を今回、ロンドンで上映しようと最初に決めて、すでに荻久保監督に連絡をとっていた運…

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0 動物のごとくしなやかに:SBM体験

ロンドンは春うらら、気温は低いものの、お天気のいい日は外歩きが気持ちよいですね。 イギリスでは4月23日は聖ジョージの日。先日、偶然にもこの23日に、ブルームズベリーに住む友人がご近所のセント・ジョージズ・ガーデンという墓地公園に連れていってくれました。 オリバー・クロムウェルの孫娘の墓標もあるセント・ジョージズ・ガーデンは、界隈に住む人や働く人、学ぶ人の心を豊かにしている憩いの公園です。教会の敷地内にない墓地の先駆けとして18世紀に造られたみたいです。 この公園で、不思議な…

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0 はじめてのサパークラブ

初めてSupper Clubなるものに行ってみた。 イギリスでも都市部では外食を楽しむ人が劇的に増えてきたが、ひと味違う食のエンターテインメントとして、自宅を開放した有料のサパークラブがある。こちらのガーディアンの記事によると、サパークラブが本格的にロンドンに増え始めたのは2008年後半頃からだという。今や サパークラブの数も増えて、有名レストラン並みに人気のクラブもある。 私がお邪魔したのはバーモンジーにあるイタリア人オーナーの家で、彼と知り合いのケータリング業界で働く友人…

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0 スピタルフィールズ・エリアの最新マーケット

人と待ち合わせをしてブリック・レーンのほうへ歩いていると、スピタルフィールズ・マーケットの目の前、Commercial Streetを挟んだ向かいに、こんな新しいマーケット・スペースができていることに気づいた。 中に入ると・・・・ 真に圧倒される天井知らずな空間なのであった。 これほどのマーケット・スペース、どこのデベロッパーが・・・と思ったら、やはりOld Truman Breweryの傘下。この15年間、イースト・ロンドンの開発に大きく貢献してきた同社ならではの大規模開発…

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0 オランダで日本人が自由に働けるかもしれない件

いや〜、久しぶりに風邪を引き込んでしまい、朦朧としつつ仕事を片付けているこの一週間弱でございます(そしてこういうときに限って仕事は重なるの法則。有り難いことです ^^; ) 誕生日の前後って体調不良になりやすいということを、以前ホメオパスの友人から聞いたことがあったのだが、今年はそれを実感。古いものを手放して浄化し、新しいエネルギーへと変わっていく時期だからなのかもしれない。 そんなわけでお店のレビューを書く気力も写真を整理する気力もなく。でも創刊以来、「毎日更新」を事実上実…

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2 バースデー・ラッキー ( ^ε^ )♪ 

バースデーにかこつけて女子友達とパブ飲みしていたら、隣のテーブルに座っていたグループの一人が、私たち全員に誕生日のお祝いだと言ってサンブッカをごちそうしてくれた。 そして、写真真ん中の男性、トンプソンさんが、バースデー・ガールたる私のところにやってきて、50ポンドのゲンナマ紙幣を手渡してこう言った。 「ヘイ、君。この金を何か美容関連のものに使いな。俺からのバースデー・プレゼントだ」 えっ (@Д@; 長らくロンドンに住んでいるが、こんなことは初めて。もちろん最初は受け取らなか…

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2 D’Angelo、再降臨。

20代の頃、発売とほぼ同時に聴いた『Brown Sugar』は衝撃的だった。若干21歳のD’Angelo が創り出したクールでアーバンなサウンドはヒップホップ感覚がほどよくクラシックなソウル・ミュージックと溶け合い、ハートも身体もトロトロにする魔力と何度も繰り返し聞きたくなる強い中毒性があった。今やネオ・ソウルの金字塔となっているそれは、当時まさに音楽業界の「事件」だったのだ。 それから5年後の2000年に発表された待望の2ndアルバム『Voodoo』はグラミー賞の最優秀R&…

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3 あなたならどうする?

先日、SOHOのカーナビー・エリアに今年1月半ばにオープンした話題店、Jinjuuに行ってきました。 なぜ話題かというと、エグゼクティブ・シェフがChannel4のテレビ番組「Iron Chef UK」に出ていた韓国系アメリカ人シェフ、Judy Jooさんだからなんです。懐かしの「料理の鉄人」のコンセプトは海外で今、受けてるんですよね〜。私は残念ながらUK版「料理の鉄人」は観たことがないんですが……! ジュディさんはアメリカで生まれた元金融レディなんですが、シェフに転向してか…

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